瓦礫に花団、参上 | IVY 震災支援ブログ

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国際協力NGO IVYの震災支援活動についてお知らせしています。


 

気仙沼事務所の今年の活動を終えた次の日、2011年12月28日。

「瓦礫に花団」なる、謎の集団が、何やら楽しそうにしていた。

 

彼らは、自身も被災した気仙沼出身の30名強で、そこに東京や名古屋、三重からのボランティア、

石巻の有志、そしてスペシャルゲストとして仙台を中心に活躍する「イケメン’ズ」が混ざって、

瓦礫だらけになってしまった気仙沼の港周辺に、「花壇を作る」というミッションに魂を燃やす、

そんなシンジケートらしい。

 

この「瓦礫に花団」、実は呼びかけ人はキャッシュフォーワークプロジェクトの、

気仙沼事務所代表の斉藤氏。そして集まったメンバーのほとんどが、

キャッシュフォーワークの面々。

「雇用創出事業」を通し地域に貢献してきたメンバーが、

事務所が閉まった後も完全なるボランティア活動を始めている。

年末の忙しい時期に集まってくれたメンバー1人1人の志に、脱帽する。

 

花団の脇には:

・その付近にあったゴミや瓦礫を入れた土のう袋。

・気仙沼へのメッセージボード

・そして、この土地にあったお店の、移転先の情報。

(ちなみに、この土地にあったお店は、可愛らしい看板でリオープン!)

 

イケメン’ズのライブでは、服部が号泣するという失態っぷり。

なんだか、集まってくれたメンバーの表情や、これまでの思い出やら、

そんなもんが涙腺に飛び込んできて、感極まってもうだめだった。

 

イケメン’ズ:http://blog.livedoor.jp/yohei8828/archives/51772067.html

気仙沼事務所:http://ivy-kesennuma.com/?p=2547

 

子どもたちが歩く通学路、少しでも明るく、綺麗なものを見て通ってもらいたい。

そんな想いからも、この活動はたまに続けたいなぁ。

協力してくれる人は、いないだろうか。いてほしいなぁ。

 

だってさ。

春頃、瓦礫の中から、一斉にパンジーが咲き乱れたら、

なんだかもう少し、明るい気持ちになれる気がする。

そんな想像をしてわくわくしているだけで、僕らの心は少しだけ軽くなる。

 

関わり方は超自由です。

事務所の正式な活動ではないですけど、

お気軽に、気仙沼事務所に連絡してあげてください。


プロジェクトマネージャー 服部