3月21日 支援報告/March 21  Report on activities | IVY 震災支援ブログ

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国際協力NGO IVYの震災支援活動についてお知らせしています。

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3月21日(7日目)の報告をさせていただきます。



1.支援団体の状況

・道路状況がよくなったこともあり、たくさんの団体さんが来てくださっています。

 私たちも避難所で他の団体さんと出くわすことが多くなってきました。

 偏りをなくすためにも団体の横の連携が必要な時期に来ているようです。
 沿岸部で現在支援を行っている団体、これから支援を予定している団体の方は

 ぜひMLで、情報交換や調整会議をしましょう。


・物不足が依然続いている被災地では、自宅に残っている方々も

 食料品や日用品の入手に長蛇の列に並ぶなど苦労されており、

 この方々への物資配給も必要性が高くなってきています。


・センターでは、隣組の組長さん会議等を主催していただいて、

 隣組ごとに必要物資のリクエストをまとめて上げてもらう等の方策を考えています。



2.センター活動情報

1)小国町グループ

 W小学校(1200人)で県内企業Oさん提供のガスコンロを設置し、

 ガス炊飯器、鍋等の調理器具の他、食材等などを提供して自炊環境を整備。

2)JVC、SHARE、今日から2日間、現地調査で東北入り、JIM-NET、IVYがサポート

 ・IVY事務所で簡単な連絡会議

  JIM-NET、JVC、SHAREに東北広域震災NGOセンターに入ってもらい、

  情報や支援の共有をしていくことになりました。

 ・H市のH高校、Y小の物資搬送に同行。

  ミーティング後、IVYのワゴン(A)、SHARE、JVCのワゴンとトラックの3台で出発。

  宮城県中部の某物流センターで防寒具などを積み、

  支援3日目のH市のH高校、Y小の避難所へ。

  衣類、カップめん、お菓子などを配布。JVCも東京で集めた物資を配布。
  *宮城県中部の某物流センターの倉庫を借りることを検討中。

 ・I市では、1)のW小学校の避難所を訪問。

 ・市職員の説明によれば、この避難所には1200名が避難していて、

  さらに近所の方も支援物資をもらいに来るとのこと。

 ・JVC、SHAREは翌日はさらに北上の予定。

3)Bグループ

 ・IVYのワゴン(A)で、N市M中学校を今日で撤退のため、

  泊まりこんでいたボランティアさんをピックアップ。

  M中は明日から3日間は山形青年会議所のみなさんが炊き出しを引き継いでくださる。

  その後は完全撤退の予定。

 ・H市O市民センター昨日リクエストがあり、調達できた長靴大人用60足、

  子ども用20足、牛乳を配達。企業Hさんからいただいた花も搬送。

 ・W小学校避難所で調査お菓子2ケース、缶ジュース等を配布。

 ・地元のおじいさんの案内で、I市の別の地域にある、行政が管理していない

  100人以下の小規模避難所4か所にJVCが持ってきてくれた毛布約70枚を配布。

  必要な物資の要望を聞く。
  *ここでもある集落で他団体の姿を見つける。→ I市混んでますね。



3.事務局便り

連日、支援物資の要請が、現地に出向いている安達から入って来ます。

その品物を如何に効率よく集めるかが、事務局の大きな仕事です。
センターが支援をお願いした大きな企業さんからも支援物資が届くのですが、

そういった場合どうしても行政に品物が始め入ります。

そこからIVYが自前で配布する枚数を分けてもらうのですが、ここが一番の難関です。
行政にわたしたちの存在が知られていないこともあり、団体の説明から入り、

センターの説明をし、ようやく支援物資の話に移ります。
品物が被災者の手に渡るまでには、何段階かの粘り強い交渉が必要であり、

事務局員みんなで電話とメールで交渉に当たっています。

今日は、ガソリンのない支援地からの要請で自転車の調達を行います。

中古の自転車でもいいということから、知り合いに声をかけて10台送る予定。
その他、タンパク質が足りない避難所もあり、

大学生がスーパーに買い出しに走り回っています。



物資の提供について


ひとまず受付終了とさせていただきます。ありがとうございました。

(倉庫が一杯のため、ひとまず今いただいている物資を配布するまでというのが理由です。

 目途がたちましたら再開いたしますのでしばらくお待ちください)




義援金の募集


 寄附金は税金の寄附金控除の対象となります。
 本日までの義援金総額93万4千円 (金融機関がお休みのため前日と同じ)

*募金の使途について
・リクエストのあった支援物資の調達費、炊き出しの材料費、燃料費、

道具のレンタル代、ディーゼル代等
・その他2割を上限として、電話代、印刷費、人件費にも使用させてください。

1)郵便振替 
加入者名:IVY  郵便振替:02290-2-85967
*「地震」と必ず書いてください。

2)銀行振込 
山形銀行 寿町支店 普通預金 366153  
特定非営利活動法人 国際ボランティアセンター山形 代表理事 枝松直樹
*銀行振込の場合はメールか電話で事務局まで必ずご一報ください。


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March 21 Report on activities


Due to the improvement in the road network, more and more support groups have been helping in the disaster areas and evacuation centers.

So that no gaps appear in the support network, for groups currently operating or with plans to start support in the coastal areas, we would like to create an information support network to enhance cooperation through ML.


In the disaster areas there is still a lack of food and other necessary household items, which has caused long queues and delays for people staying in their own homes. The need for supplies to improve this situation has become more urgent.


IVY is working on a plan to coordinate requests for necessary items through the neighborhood group leaders.