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ivory space

since 2008

アイボリースペースでは、今年も継続してタイ北部山地民の子どもたち(4名)への奨学金を提供しました。


 対象となる子どもはラフ族、アカ族の子どもたち。親がいなかったり、片親だったり、なんらかの家庭の事情がある子どもたちに、山間の村ではなく、麓の街にある学寮へ入寮してもらい、そこから小学校に通います。


そのため、「奨学金」といっても直接現金を子どもたちに手渡すのではなく、学校に通うための学寮の寮費や文具、制服代などになります。学寮から学校になんとか通うため程度の「奨学金」です。

 

微々たるものですが、まずは子どもたちが小学校を卒業するまで継続したいと思っています。



ivoryspace-メタム寮①

学寮の中で。仲良し2人組。

写真左側は応援しているラフ族の女の子。



11月末に住民講師による「手作りしおり」ワークショップを行いました。


近所に住む子どもたちを中心に20人程が集まりました。

講師は「しおり」の作り方を技術的に教えるだけで、何の「しおり」を作るかは、子どもたち次第です。


ivoryspace-手作りしおり①
↑思い思いのデザインで「しおり」を作る子どもたち。

 とても真剣です。

人形やアニメをモチーフにする子どもが多い中で、自動車やトゥクトゥク、

あるいは身近かなものだからと、ジュースの缶をデザインしている子どももいました。

ちょっとしたことですが、国や環境に関係なく、どこででも子どもたちの発想はおもしろいですね。



ivoryspace-手作りしおり②
子どもたちが初めて作った「しおり」

タイでは、11月の満月の日は、伝統行事である「灯篭流し」を行います。


今年は、低所得者層の住宅密集地にある地域図書館内で、住民の方に講師になってもらって

「クラトン(灯篭)づくり」のワークショップを行いました。約40人の子どもたちの参加がありました。


用意するものは、バナナの葉やろうそく、お花、折り紙、ボンドなどなど・・・。

身近にあるものを使って、それぞれの「灯篭」をつります。



ivoryspace-ロイクラトン①

↑クラトン(灯篭)の作り方を説明する講師



子どもたちを対象としたのに、伝統的な行事であることから、近所のおとなの方々も参加して

くれました(写真には写っていませんが)。見よう見まねでつくる子どもたちの「灯篭」を覗き

こみながら、「こうやって作ったら」とアドバイスする大人もいました。


ワークショップを通じて子どもとおとなの交流の場ともなりました。




ivoryspace-ロイクラトン②

    ↑


子どもたちが作った灯篭

このブログでも紹介していますが、10月は「芸術週間」と銘打って、

バンコクの低所得者層の住宅密集地域に住む子どもたちを対象とした

様々なアート・ワークショップを行いました。

 

保育園児を対象とした、画用紙にストローで絵の具を吹いて絵具の模様を楽しむ「絵具吹き」や

クレヨンを使ったお絵かき会、人形の色づけ大会、お絵かきコンテストや絵画ワークショップなどなど。


参加した子どもは延べ208人にものぼりました。

ワークショップでは、住民を講師として招いたり、おとなにも声をかけたりすることで、地域内での人のつながりも一層はぐくまれるようにも努め、図書だけではなく「コミニュティスペース」としての認知度が高まっています。



ivoryspace-手作り絵本① ivoryspace-手作り絵本②

手作り絵本の作り方を説明する講師



ivoryspace-手作り絵本③


手作り絵本を作ってみる子どもたち。

 絵本のストーリーも自分たちで考えました



ivoryspace-手作り絵本④

↑自分たちで作ったオリジナル絵本を持って



 ivory spaceでは、バンコクの低所得者層の住宅密集地にある地域図書館を活用した文化活動に力をいれています。


様々な「図書」が配架されることも大事ですが、「図書だけ」ではなく、安心して集える場となるような工夫を考えています。


さて、9月中旬には老朽化してきた地域図書館の改装を行いました。壁を塗装し直し、図書棚をつくり、段差のあった入口は子どもでも入りやすくもしました。タイは常夏の国なので、クーラーの無い施設内には飲料水器も設置しました。ちょっと手を加えるだけで、見違えるようになります。





ivoryspace-CP図書館改装①     ivoryspace-CP図書館改装③

↑汚れた壁や天井を塗装する職人さん


ivoryspace-CP図書館改装④
↑掲示板も新しく作りました



改装したおかげかどうかわかりませんが、その後に行った様々な文化活動には多くの子どもたちが参加して

くれています。