山口県で「古泉城ニコマル文庫」を運営しているivory spaceの会員の方から、
「地域に根差した民話の出版を手伝ってほしい」との要望を受け、ivory spaceでは、
「これは、いしくのひこさん」という民話の出版のお手伝いをしました。
出版といっても、絵本作家のやべみつのりさんが原画を描いて、以前、紙芝居にしたものがあり、
その紙芝居をもとに、ポケットサイズの紙芝居の印刷・出版です。
せっかくですから、紙芝居の重版もさせて頂きました。
出来上がった紙芝居は、日本国内で使ってもらうとともに、ivory spaceが活動する
タイとラオスのコミュニティ図書館でも活用してもらう予定です。
やべみつのりさんの原画はとてもシンプルで愛着がもてる作品です。「いしくのひこさん」は
積みあげ絵本になっているので、繰り返しているうちに小さなこどもたちでもすぐに覚えてしまうと
思います。
「これはいしくのひこさん」
山口県の日本海側を流れる阿武(あぶ)川の源流域に位置する「古泉城(こせんじょう)」地区
に伝わる「古泉城 彦六」さんをモデルにしています。
約400年前、毛利藩が阿武川流域に城を築くために百姓を徴用し、
功績のあった石工のひとりに「彦六さん」がいたと伝えられています。
この積みあげ絵本は、「彦六さん」をモチーフに、お城の築城までの様子を
村人の生活や動物などを交えながら表現しています。
ちょっと重たくなるテーマを、やべみつのりさんの絵が子どもにも親しみやすく、
ユーモアのある内容となっています。








