アイボリースペースでは、バンコクの低所得者層の住宅密集地の子どもたちが利用できるように、
8月から少しずつ、絵本や児童書、一般書等を配架しています。
10月には絵本や児童書を配架しました。
↑配架した絵本や児童書をもって、記念撮影
モノは壊れたり、無くなったりしてしまいますが、本を通じて得る
チカラで未来を育んでいってもらえればと思います。
今年は8月~来年1月にかけて、バンコクの低所得層住宅密集地域の児童館での文化活動や図書の配架等を行っています。10月は「芸術週間」と銘打って、いくつかのワークショップをおこないました。
その一つが「絵の描き方ワークショップ」です。
絵を描く機会が少なく、もちろん絵の描き方を習うことも初めての地域の子どもたちが約30人集まってきました。
↑ 集まった子どもたちに絵の描き方を話す講師。子どもたちは就学前~中学生まではばひろく集まりました
どうやったらバランスよく、個性的に描けるのか、子どもたちはみんな真剣です。
小さな子どもたちにはちょっと難しかったかもしれませんが、普段絵を描く機会は少ないので面白かったようです。
↑実際に色鉛筆やクレヨンを使って絵を描いてみる
講師の話を踏まえて、色鉛筆やクレヨンを走らせていきます。どんな作品になるのか楽しみですね。
講師を囲んで、みんなで記念撮影!
オリジナリティあふれる作品ですね。
ワークショップを通じて、絵や芸術にも関心をもつキッカケになったと思います。
バンコクの低所得者層住宅密集地域。先月のブログにも書きましたが、この地域に住む子どもたちにとって
安心して集えるスペースは限られています。そして、ただ「場所」があれば良いのではなく、そのような「場所」で
子どもたちが楽しみながら学べることも大切です。
今回は住民の方を講師になってもらって、「工作ワークショップ」をやってみました。
「工作」といっても、なるべく身近にあるものを使ってやります。
↑ワークショップに集った子どもたち
牛乳パックやプラスチックのコップ、新聞紙、厚紙などなどを使って、「筆立て」をつくります。
基本的なことだけを教えたら、後は自由にやってもらいました。
↑ちょっと見てあげるよ!と言って年下の子の筆立てを見る女の子
↑完成した「筆立て」と一緒に
子どもたちが作った色々な筆立てが完成しました。
ちなみに、アイボリースペースでは、低所得者層の住宅密集地にあるこの児童館で、図書の一部の配架を進めています。ここに集う子どもたちにとって、安心して集えるだけではなく、学ぶ場としても活用できるように、多くの人達が集えるように工夫を凝らしていきます。
急激な経済成長を続けるバンコク。新しいマンションが立ちならび、
新車の販売台数も絶好調、最低賃金も物価も上昇しています。
活気あるバンコクの雰囲気の中で、多くの低所得者層住宅密集地があります。
一歩路地を入ると、すれ違うのも難しい通りが、縦横にはしっています。
このような場所でも電気が引かれています。
が、各々の家に次の写真のような感じで電気が引かれているところも多くあります。
これでは、電線がショートする危険性もあります。電気ショートから不審火で火事になると、
低所得者層の住宅密集地には、子どもたちが安心して集えるスペースはあまりありませんし、
そのような場所があっても、子どもたちが楽しみながら学べるスペースは限られています。
アイボリー・スペースでは、子どもたちが集える場づくりを、地域や現地の人達と協力して行っています。
ちなみに、この地域で見かけた方の写真を。
素敵な笑顔ですね!
ワークショップ4日目は、参加した子どもたちによる人形劇発表の日。
まずはラオスで著名な人形劇集団「カオニオ」の公演。
一枚の紙布が「象」に変化したり、ココナッツやカゴ、竹などの素材を活かして作った人形が、
動かし方次第であたかも本物のように見えたります。想像性をかきたて、集まった人たちも大喜び。
人形劇集団「カオニオ」の公演風景。
そして、子どもたちの出番です。
今にも雨が降りそうな天気でしたが、リハーサル、本番も雨がふりませんでした。
村人たちが歩き回る中、いたずらっこ3人がふざけまわるシーン
箱から「おばけ」がでてくるシーン
身近なもので作った手作りの人形は、それぞれ個性的なものなのですが、
劇中では調和がとれて、そしてアジのある出来映えでした。
参加した子どもたちにとっては初めての経験でしたが、ワークショップを通じて
色々な気づきがあったようです。
(「子どもたちが作って演じる人形劇ワークショップ」で掲載した写真、
キャプション、報告については安井清子さんにご協力頂きました)