農と食を考え、町おこし、村おこしを通じて地域の魅力を語り続けている小松光一氏。日本全国だけではなく、近年ではアジアとの関わりも深く、タイやビルマ、モンゴル、中国の農村部にも通い、多文化共生について思いをめぐらせています。
今回は、春夏秋冬塾「初夏」と題し、私たちの暮らしがアジアとどれだけ密着しているか、そして現地の人々との顔の見える交流を通じて、地域社会への新たな視点について語って頂きました。
タイトルは・・・
「今、アジアのコーヒーがおもしろい!」
~支援から交流へ 身近な暮らしにつながるアジアと日本~
当日は、約40名の方々にお集まり頂きました!
小松氏の講演は、日本の文化の源流とそれが現在でも息づいているお話しからスタートしました。
身近な生活、あるいは日本の農業や文化を通じて、アジアを理解することは、実際に現地に行ったことがなくても想像を掻き立てます。
↑大勢の方にお集まりいただきました
話題は、日本から中国、そして東南アジアへ。
タイ北部の山地民が作るコーヒーは、焼畑農業の代替作物になっています。
コーヒーの「プランテーション」とは異なり、山の斜面の森の程よい木陰のなかでコーヒー栽培が行われており、山地民にとって貴重な収入源のひとつになりつつあります。
↑タイ北部の山地民が作っている無農薬コーヒーの「生豆」もご覧いただきました
↑ご試飲いただいたコーヒー。もちろん「ブラック」で。
「支援」や「援助」ではなく、「良いモノは良い」と言えるもの、喜ばれるモノは、相手にも通じますし、ステレオタイプの見方も壊してくれます。
参加者の皆さんにお試しいただいたコーヒーは、香りも良く、程良い酸味があり、スッキリした飲み味でした。混じりっけのない、自然の中で育ったコーヒーに「美味しい!」という声が聞こえてきました。
講演終了後には、「このコーヒーはどこで買えますか?」、「山地民の現状をもう少し詳しく知りたいんですが」、「バンコクからはどのように行くのでしょう?」などなどのご意見が寄せられました。
身近なコーヒーを通じて、タイ北部山地民とのつながりを感じる講演会となりました。


