Two Sides of If…深堀り編 | 革靴遊び!

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日々書こうと思ってます。


先日

ヴィヴィアン・キャンベルが2005年に発表したブルースのカバーアルバムを紹介しました

これねにやり
「Two Sides of If」


これね

私には分かるんですにやり

このアルバムの選曲を見て曲を聴いているとヴィヴィアンが誰のどこに影響をうけてこのアルバムを使ったのかが分かるんです

てなわけで

今回はそこを深堀りしてみます🧐


まずは同郷の絶対的ヒーロー

ロリー・ギャラガー


そしてもう一人のヒーローであるゲイリー・ムーアが1990年に発表したこのブルースアルバム
「スティル・ガット・ザ・ブルース」


更に1994年にエリック・クラプトンが原点回帰作とし制作したブルースアルバム
「フロム・ザ・クレイドル」


このあたりがヴィヴィアンがブルースアルバムを作る大きなモチベーションになったと予測します🤔


そしてもちろんヴィヴィアンも聴きまくったであろう

ツェッペリン、ジェフ・ベック、フリー、クリームなどからの影響も感じ取れます🧐



ちなみにヴィヴィアンからスティービー・レイ・ヴォーンの影響は感じられません

そこが私との違いでもありますにやり


では

実際にヴィヴィアンに影響を与えたであろうブルースを聴いていきましょう

まずはこれ

「Messin' With the Kid」

Rory Gallagher


オリジナルはジュニア・ウェルズですがこの曲はロリーで決まり

私も最初に知ったのはロリーでした

つまりヴィヴィアンと一緒ですにやり


次はこれ

「I Ain't Superstitious」

Jeff Beck


この曲が収録されてるのはこのアルバム音譜
「Truth」

このアルバムにはマディ・ウォーターズで有名で後にツェッペリンも演ることになる「You Shook Me」も収録されてますね

ちなみに作曲者はどちらもウィリー・ディクソン

もちろんどっちも同じくらい好きな曲ですにやり


次はCREAMニコ

「Spoonful 」

CREAM


これはこれで良いんですが

やっぱり個人的にはこっちが好きぶー

「Spoonfull」

Jack Bruce,Ginjer Baker&Gary Moore


まるでCREAM?えー?

いやいや

クラプトンとゲイリーじゃ弾きっぷりがかなり違います

そしてヴィヴィアンが目指すブルースはまさしくこれだったんじゃないかと勝手に思っていますにやり


そしてクラプトンの原点回帰からの影響はこれですね

「Reconsider  Baby」

Eric Clapton

これを聴くとヴィヴィアンがこのバージョンを再現したのが丸分かりですにやり


そしてこれ音譜

「I'm Ready」

Freddie King

3大キングの中では一世代若く時には弾きまくるフレディ

そんなフレディが脂が乗った全盛期の曲ですにやり

しかしこれ

この時期のフレディはホンマに凄い

また今度そのあたりをきちんと書かせてもらいますね🧐


そしてなんと言ってもこの曲音譜

「The Hunter」

FREE

もちろんアルバート・キングの曲ですがやっぱりフリー

いや

ポール・コゾフが弾きまくったこのバージョンがヴィヴィアンを刺激しまくったんじゃないかなうーん

この曲はライブ盤にも収録されてますがギターが冴えまくるこっちのバージョンの方が圧倒的に魅了的ですほっこり音譜


はい

ご理解いただけたでしょうか?にやり

ヴィヴィアン・キャンベルのブルースアルバムにはブルースの有名曲がてんこ盛り

そしてアメリカ的なトラッドな雰囲気ではないブリティッシュ・ブルースの香りがします

きっとそれがヴィヴィアンのルーツなんでしょうね

そして憧れのロリー・ギャラガーやゲイリー・ムーアに一歩でも近づきたかったんじゃないかなにやり音譜






おしまいパー