みなさん、ごきげんよう🌿

 

 美馬市舞中島の伊射奈美神社から北へ行くと、


香川県三木町に、同じく伊射奈美命をご祭神とした白山神社があります

 


 ふと白山の神社に参拝したくなったので行ってみました

 東讃富士白山

優美なビュート(おにぎり山)

遠くからでも目を引く、三木町のランドマークとなっています

 

 

 直接神社の参道である道路に上りたかったのですが、

無意識に「トレスタ白山」への上り口に入ってしまいました

 

「トレスタ白山」は白山の麓に建設された保養施設で、食事や温泉、プール、スケートなどが楽しめます

 

なんと路上に大きな蛇がいました!
(苦手な方は拡大しないでくださいね😊💦)
 
1.5mはあるアオダイショウ
 

無毒でネズミを捕食することから、家の守り神であり、縁起が良いとされる生き物です

 
きれいでしたが、車にひかれたようで、もう生きていませんでした
 
このまま暗くなったら気づかれず車に潰されてしまうだろうと思い、土の上に移動させていただきました
 
 
 

参道入口
踏切を越え、坂道を車で上がって行きます

どの鳥居も、お山を納めています
 
鳥居の左には昔、下高岡小学校があったことの記念碑があります
私の母が通っていたそうです
 

 

絵になります✨
 

ここまで上がると、奥側にも階段があり、拝殿への参拝はそちらからになるのですが、
 

そのまま真っ直ぐ進むと
 

拝殿横の祠の一つの正面へと繋がっており、
おそらく主祭神の伊射奈美命をお祀りした祠ではないかと思っております
 
 
欄干を利用してミニミニ狛犬くんがいます

このサイズ、エッジを効かせた掘り方、
どこかで見た覚えがあります
 
嶽山の麓の多賀神社(ご祭神・伊邪那岐命、伊射奈美命)ミニミニ狛犬くんに似ています
そんなこともあり、

右側の参道正面になるのが鰹木2本(女神)なので伊射奈美神命
左側は3本(男神)なので伊邪那岐命

ご夫婦神ではないかと単純に思っていました、、

 

 

 2023年参拝時は女神の千木が取れてました💦修復されててよかった

 

しかしこの2社は微妙に違う方向を向いています

 

実は夫婦仲悪いん?(笑)

 

 

 

 

 

ご由緒書きより
 

 

白山神社

御神紋は三子持亀甲瓜花

祭神=伊邪那美命 

由緒 = 極楽寺記に延長四年九月(九二六)越人旧加賀(石川県)の人で明海が白山妙理(しらやまみょうり)権現を于(ここ)高岡に勧請したとある。 此の山を白山と名づくるも亦(また)比の縁なり。

古高岡一村の社にして初め白山の中腹にありしが、某年山麓現今の地に奉遷せり。 

 

白山権現は修験道で知られており山伏や験者を中心とする験力をあらわす信仰といわれた。

 

 當社祭日には大角力の奉納があり林村六条(高松市六条町)の力士 鎌倉一角此處に土俵を築き奉納せしに始まるという。

 

白山神社の法人成立は昭和二十八年十二月二十三日。 

 

 

石川県白山市三宮町に鎮座している白山比咩(しらやまひめ)神社は総本宮である。

 

総本宮の國幣小社白山比咩神社御同神明細表の香川県ノ部に白山神社は末社であると記載されている。

 

 

 

また、三木町史によると、

明海より古い文武天皇の時代(六九七~七〇六)、

僧泰安の夢に、

 

①白山妙理権現

②剣山大権現

③蔵王権現

 

が現れ、神社並びに七堂伽藍を建て、性寺として建立したとあります

 

 

白雲山剣性寺の白山権現は山伏や験者を中心に験力信仰、白山修験道の神として、他の神社とは違う認識をされていたようです

 

白山権現とは、夢に出てきた三神をまとめて呼んだのだと思いますが、それぞれ調べると

 

 

①白山妙理権現(白山権現)

加賀の国の白山の緑碧池から十一面観音の垂迹であり、

伊邪那美命の化身である九頭竜王が顕現したのが起源とあります

ブログなどを読んでいると、白山妙理権現=白山比咩=菊理姫神ということになっており、三木町の白山はなぜご祭神伊邪那美命なのかと思っていましたが

ウィキによると元々は

白山比咩=伊邪那美命のようです

 

 

②蔵王権現

役小角が吉野の金峯寺で修行中示現した釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の合体で

神道では大己貴命、少彦名命、国常立尊、日本武尊、金山毘古命、またスサノオと同一視されるそうです(ウィキベテアより)

 

 

③剣山大権現

ウィキには掲載が無いのですが、

神武天皇が剣山に

スサノオをお祀りしたのが始まりで、空海が不動明王としてお祀りしたのも実はスサノオであり、周辺には不動明王、牛頭天皇、八坂神が多いのはそのためなのだとか

剣山は忌部修験道の行場でありました

 



なんと②は③はどちらもスサノオ

 でしたので


つまり白山神社にお祀りされているのは

伊邪那美命

スサノオ親子ということになりそうです

 

並んでいても少し違う方向をみている、、

”親子”であれば、そんなものだよね☆という感じがします

 

 

そして二つの祠とご本殿は白山を背負いながら


女神の祠は美馬市舞中島の伊射奈美神社



ご本殿と男神の祠はスサノオがお祀りされる剣神社の方向へ向いているような感じです

 ※現在地が白山神社ご本殿


境内西側には山頂の祠の鳥居があり、登山される方は白山神社で参拝した後、そこから上がられます


鳥居の扁額には、「龍王社」と

「石鎚神社」

 

??

剣神社でないの?

 

ご祭神の謎が解けたと思ったら、また新たな謎が生まれ


ひとつの仮説が生まれましたが、それはまた今度☆




さて、参拝後一度帰りかけましたが、蛇さんが気になり、戻って土に埋めさせてもらいました

 

アリが集り始めており、土の中で分解され、やがて自然に還るでしょう

 


半世紀も生きると、"別れ"を意識させられることが多くなりますが、それを紛らわすパワー、"希望"のようなものも湧きにくくなり

 

 

身近な人、大切な人との別れは必ずやって来て、そう遠い未来でもないことに、

少々沈んだ心持ちになることが増えてきました

 

 

 

『肉体は自然の一部へと還り

魂は神様のもとへ戻って愛でられますように』

 

蛇さんを埋めた後そう祈りました

 

 

 

死とは、

地球上でのアバターである肉体を脱ぎ、存在する次元が変わるということ

 

魂は死後も存在し、いつかまたどこかで出会うことがある


大いなる循環の一部であり

 

死は消えて失うことではないのだと

 

教えてもらったような気がしました

 

 

 

 また、

死んだ蛇を見ることは一見ネガティブなことのように思えますが、

 

スピリチュアル的には新たな人生のスタート、のような意味があるようで

 

 

これからの展開が楽しみです♪

 

お読みいただきありがとうございます😊