こんにちは。Kinoshitaです。

不妊治療の現場って

医師も本当は緊張するんですよびっくり

それでは本日の内容へ

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42歳 AMH1.57

大阪在住

近くのクリニックで

保険採卵2回

保険移植3回終了

詳細を聞くと

移植1回目 胚盤胞BC胚

移植2回目 胚盤胞BC胚

移植3回目 胚盤胞BC胚

全てC胚でしたと。

 

年齢で胚盤胞になっても

C胚が限界な時期だと伝えられ

友達の紹介で当院受診

 

初めてお話した時に

 

「もう採卵は1回しかしない!

移植もなるべくしたくないです」

・・・

 

年齢のこと

採卵方法のこと

培養のこと

検査のこと

移植のバリエーションのこと

 

たくさんお話させて頂きましたが

やはりご夫婦の決意は固く

「採卵1回でできることは全てやりたい」

「移植もつらいので少なくしてほしい」

とのことでした。

 

主治医として

かなり緊張する場面となりました。

 

42歳 AMH1.57

月経3日目のFSH11.2

卵胞もすでに1cmの発育あり

→ホルモン剤を使用し卵胞サイズとホルモン値調整

(あえて前周期を作りました)

 

当院採卵1 着床前検査希望あり

刺激方法:PPOS 

→42歳でLH下りすぎないように

 刺激6日目からヒスロン開始

刺激内容:クロミフェン+FSH+HMG

→刺激11日まではクロミフェン+FSH

 刺激12日から15日までクロミフェン+HMG

採血でLHの管理とともに卵子成熟を待ちました

 

採卵数:8個(成熟卵7) 成熟率(87.5%)

受精方法:顕微授精(PICSI)

受精卵:6個 受精率(85.7%)

胚盤胞2個:D5-4AA・D5-4AA

 

着床前検査の結果が出るまでに

ERA:RECEPTIVE(受容期)

EMMA/ALICE:プロバイオティクス推奨のみ

 

着床前検査(PGT-A)

D5-4AA:C(異数性)

D5-4AA:A(正倍数性)

 

当院移植1 

ホルモン補充周期

PGT-A:A胚

 

移植後1週間HCG:130

妊娠判定:陽性(HCG:661)

 

胎嚢確認

心拍確認

妊娠10週で発育問題なし

 

42歳で当院卒業となりました。

現在43歳妊娠継続中

 

Kinoshitaより)

前回のブログでも書いたように

どんな新しい検査が出てきたとしても

まずは何より採卵が本当に大切です!

 

特に40代の方の採卵については

あらゆる部分に配慮が

必要だと感じています。

 

初めてお会いした時の

ご要望を聞いて本当に緊張しました。

でも本当に順調にいって

良かったです!

 

今月予定日ですね!!

がんばれ〜〜!!

無事出産できること心から祈っています。

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Kinoshitaは基本毎日午前・午後こちらにいます!

直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいねニコニコ