こんにちは!
胚培養士のMです😌
前回のブログでは、第66回日本卵子学会学術集会の参加報告として、
培養研究部から発表を行った演題についてご紹介しました。
このブログでは前回に引き続き、最後の1演題についてご紹介していきます!
タイトルは、
「1PN胚の発生速度による非侵襲的な2倍体胚選別法の確立」です。
この演題ですが・・・なんと!!
「最優秀演題賞」を受賞することができました!!😝
優秀演題賞として卵子学会で当院が受賞するのは、3年連続
最優秀演題賞としては、2年連続になります!
そして今回受賞した演題は、昨年度最優秀演題賞を受賞した演題の続きの内容になります。
昨年発表した内容では、1PN胚の胚盤胞への発生速度に着目し、成長が速かった1PN胚は全て正常な染色体数であったのに対して、成長が遅かった1PN胚は染色体数が半分しか有していないものが多いということを発表しましたが、その具体的な発育速度の基準値は不明でした。
今回の研究では、2倍体の1PN胚を判別するための発育時間における閾値を明確化して精度評価を行いました。その結果、胚盤胞への発育速度が2倍体の1PN胚を高精度で判別する強力な指標であることが証明されました!
今後は、更に多くのパラメーターを解析し、技術としての安全性の強化を行っていきます!
卵子学会の参加報告については、今回のブログで完結になります😊
私は今回が初めての学会参加だったのですが、本当に良い刺激を受けて、
胚培養士としてもっともっと成長していきたいなと思いました!!
これからも患者様の治療に貢献できるよう、より一層頑張っていきます✊
胚培養士M
浅田レディース品川クリニック
港区港南 品川駅港南口より徒歩3分
浅田レディース名古屋駅前クリニック
名古屋市 名古屋駅桜通口より徒歩3分