「などらきの首」 | 静と動 ibara's blog

静と動 ibara's blog

脳ミソの隙間を埋める為の読書「静」
生きる力となるLIVE「動」
思うがままに 書き綴ります

さてして
脳ミソ埋め埋めΣ(゚д゚;)


今回も 澤村伊智サン
「などらきの首」
全6話の短編集です♪



中でも良かったのは
「ファインダーの向こうに」


あらすじは…

カメラマンの明神は
ここ五年で仕事が激減していた


当時の明神は
現場でアシスタントや
編集者に怒鳴り散らす
手や足が出るのは毎度のこと
グラビア撮影では
アイドルにセクハラ三昧


昔はそれで良かったのだろう
世紀が変わり
景気が悪くなり
業界はデジタル撮影に移行し
他誌で明神のクレジットを
見ることが減った


「月刊ブルシット」の周防が
写真にハマるようになったのは
明神の写真に惹かれたのが
きっかけだった


自分で撮った方が早いが
今回は明神に依頼した


その仕事とは
「霊が住む都内スタジオハウス」の
怪現象が起こる二階のクローゼットの
写真を撮ることだったが…



☆うん 面白かった( ´∀`)
「ぼぎわんが、来る」で
登場した野崎の短編です(^ー^)


スタジオハウスの写真撮影中に
不可解な出来事が起こり
明神は撮影が終わるや
さっさと帰ってしまう


写真データを確認すると
あり得ない写真が…Σ(゚д゚lll)


その写真を
「見える子」比嘉真琴に
確認してもらうことになる


この短編が

初めて野崎と真琴の

出逢い編となります(´∀`*)


真琴の霊視が
ラストに暖かい気持ちになる物語


その他の短編も
比嘉姉妹の美晴や琴子の物語もあり
読んでいて楽しいです( ̄▽ ̄)
気になる方は是非読んで頂きたい♪



以下独語⬇
昨年~95 冊目♪

次も 澤村サンですな( ´∀`)