「怪談五色」 | 静と動 ibara's blog

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脳ミソの隙間を埋める為の読書「静」
生きる力となるLIVE「動」
思うがままに 書き綴ります

さてして
脳ミソ埋め埋め((( ;゚Д゚)))


今回は 5人の作家サンによる
「怪談五色」



中でも強烈だったのは
「ダブル役満」つくね乱蔵サン


あらすじは…

穴屋である林さんの説明によると
産廃業は複合企業である
廃棄物の捨て場所を確保する地上げ屋
そこに穴を掘る穴屋
土砂を採取し売りさばく土屋
それらを指揮するまとめ役などがいる


いつもコンビを組むまとめ役が
緊急の物件を持ってきた
金は二倍出すと言う


客は不動産屋だが
バックには怖い団体が控えてる連中だ
多少ヤバい物も 彼らなら
痕跡一つ残さず処理できる筈だが…


まとめ役は言う
「地元の業者が嫌がったんだよ
 祟られるそうだ」
林さんは笑い飛ばし契約を交わした


一流な穴屋は 廃棄場所を確保してある
しかし 今回の小規模な廃棄材には
勿体ない候補地ばかり
そんな時 同業者から
思わぬ物件が転がり込んできた


自殺した男の土地が手に入ったが
住宅地なので廃棄場所として難しい
林さんなら 何とか出来るのでは…と


その土地を手に入れ
作業初日に現場へ行くと
作業員達が掘削作業を止めている
顔馴染みの作業員が ぼそっと言った


「林さん ここ すげぇヤバいっすよ」
掘り始めてすぐ 大きな古い鉄板が出た
その下には池があり
犬や猫の死体で溢れていた…



☆いやいやいやいや((( ;゚Д゚)))
マジで この現場ヤバいです( ;゚皿゚)ノシ
この自殺した男の土地とその家族
祟られると噂される廃棄物
負の遺物が重なり連鎖し
この結末はかなりヤバいです((( ;゚Д゚)))


いつもヤバかった話をピックアップし
あらすじで紹介してますが
この話を読み終わって
今回は「これだ」と強烈に残りましたΣ(; ゚Д゚)
この結末 是非読んで頂きたい((( ;゚Д゚)))


他に
「〝真っ白な鬼〝の話」
「離脱」
「神様の子」もキテましたΣ(゚Д゚ノ)ノ



以下独語⬇
今年~91 冊目♪
次も 五色シリーズです( *´艸)