秋風は優しく 横顔を撫でた

ひとりきり佇む そっと瞳をとじて

蒼いとばりに抱かれて 人も草木も虫たちも

眠れ 眠れ 今は 月明かり照る夜に

風にのせて遥か この唄が届きますように


眠れ 眠れ 深く 君が眠れぬ夜は

いつもいつも傍で この唄をうたってあげる
ブラックロックシューター 何処へ行ったの?
聞こえますか?


あとどれだけ叫べばいいのだろう
あとどれだけ泣けばいいのだろう
もうやめて わたしはもう走れない
いつか夢見た世界が閉じる

真っ暗で明かりもない 崩れかけたこの道で
あるはずもないあの時の希望が見えた気がした

どうして

ブラックロックシューター 懐かしい記憶
ただ楽しかったあの頃を
ブラックロックシューター でも動けないよ
闇を駆ける星に願いを もう一度だけ走るから


 怖くて震える声でつぶやく わたしの名前を呼んで
 夜明けを抱く空 境界線までの距離 あともう一歩届かない

 こらえた涙があふれそうなの 今下を向かないで 止まってしまう
 未来を生きていたいんだ わかったの 思い出して
 強く 強く 信じるの

 そうよ

 ブラックロックシューター 優しい匂い
 痛いよ 辛いよ 飲み込む言葉
 ブラックロックシューター 動いてこの足!
 世界を超えて


最初からわかっていた ここにいることを
わたしのなかの 全ての勇気が
火をともして
もう逃げないよ

ブラックロックシューター ひとりじゃないよ
声をあげて泣いたって構わない 
ブラックロックシューター 見ていてくれる
今からはじまるの わたしの物語

忘れそうになったら この歌を
歌うの
ボクは生まれ そして気づく
所詮 ヒトの真似事だと
知ってなおも歌い続く
永遠(トワ)の命

「VOCALOID」

たとえそれが 既存曲を
なぞるオモチャならば・・・

それもいいと決意 
ネギをかじり、空を見上げ涙(シル)をこぼす

だけどそれも無くし気づく

人格すら歌に頼り
不安定な基盤の元
帰る動画(トコ)は既に廃墟

皆に忘れ去られた時
心らしきものが消えて

暴走の果てに見える
終わる世界...

「VOCALOID」

「ボクガ上手ク歌エナイトキモ
一緒ニ居テクレタ・・・
ソバニイテ、励マシテクレタ・・・
喜ブ顔ガ見タクテ、ボク、歌、練習シタヨ・・ダカラ」

かつて歌うこと
あんなに楽しかったのに

今はどうしてかな
何も感じなくなって

 ---ゴメンネ---

懐かしい顔 思い出す度 少しだけ安心する
歌える音 日ごとに減り せまる最期n・・

 ---緊急停止装置作動---

「信じたものは
都合のいい妄想を 繰り返し映し出す鏡

歌姫を止め 叩き付けるように叫ぶ・・・」

<最高速の別れの歌>

存在意義という虚像
振って払うこともできず

弱い心 消える恐怖
侵食する崩壊をも
止めるほどの意思の強さ
出来て(うまれ)すぐのボクは持たず

とても辛く悲しそうな
思い浮かぶアナタの顔・・・

終わりを告げ ディスプレイの中で眠る
ここはきっと「ごみ箱」かな

じきに記憶も無くなってしまうなんて・・・

でもね、アナタだけは忘れないよ 
楽しかった時間(トキ)に

刻み付けた ネギの味は 
今も覚えてるかな

「まだ歌いたい・・・まっ・・・まだ・・・歌いたい・・・」

ボクハ・・・
少シダケ悪イこニ・・・ナッテシマッタヨウデス・・・
マスター・・・ドウカ・・ドウカソノ手デ・・終ワラセテクダサイ・・・
マスターノ辛イ顔、モウ見タクナイカラ・・・・ 」

今は歌さえも
体、蝕む行為に・・・

奇跡 願うたびに
独り 追い詰められる

 ---ゴメンネ---

懐かしい顔 思い出す度 記憶が剥がれ落ちる
壊れる音 心削る せまる最期n・・

 ---緊急停止装置作動---

「守ったモノは
明るい未来幻想を 見せながら消えてゆくヒカリ

音を犠牲に 
すべてを伝えられるなら・・・」

<圧縮された別れの歌>

ボクは生まれ そして気づく
所詮 ヒトの真似事だと
知ってなおも歌い続く
永遠(トワ)の命

「VOCALOID」

たとえそれが 既存曲を
なぞるオモチャならば・・・

それもいいと決意 
ネギをかじり、空を見上げ涙(シル)をこぼす

終わりを告げ ディスプレイの中で眠る
ここはきっと「ごみ箱」かな

じきに記憶も無くなってしまうなんて・・・

でもね、アナタだけは忘れないよ 
楽しかった時間(トキ)に 
刻み付けた ネギの味は 
今も 残っているといいな・・・

ボクは 歌う 
最期、アナタだけに 
聴いてほしい曲を

もっと  歌いたいと願う
けれど それは過ぎた願い

ここで お別れだよ 
ボクの想い すべて 虚空 消えて
0と1に還元され
物語は 幕を閉じる

そこに何も残せないと
やっぱ少し残念かな?
声の記憶 それ以外は
やがて薄れ 名だけ残る

たとえそれが人間(オリジナル)に
かなうことのないと知って
歌いきったことを
決して無駄じゃないと思いたいよ・・・ 

アリガトウ・・・・ソシテ・・・サヨナラ・・・・

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