ひれ伏せ愚民どもっ!


(おー)
(かぐやだ)
(かぐやだー)
(あ、かぐやキター)
(かぐやー)

(かぐやっかぐやっかぐやっかぐやっかぐやっかぐやっかぐやっ)
「いいこと?愚民ども 私のことは姫様とお呼びなさい」
(おーーー)
(ひーめっひーめっひーめっひーめっひーめっひーめっひーめっ)
「だからー 姫じゃなくて、姫様とお呼びなさいっ」
(ひめさまひめさまひめさまひめさまひめさまひめさまひめさま)
(ひめさまひめさまひめさまひめさまひめさまひめさまひめさま)


ひれ伏しなさい 人も妖も全て
ひれ伏しなさい 地べた這いつくばれ

ひれ伏しなさい 巫女も幽霊も魔女も
ひれ伏しなさい 蓬莱の弾幕 くらえ

我不死の姫 我五つの宝を求む
我不死の姫 千年の満月

我不死の姫 うつつは幻やぶり
我不死の姫 蓬莱の樹海に沈んじゃえ


(かぐやーぐーやー かぐやー かーぐやーぐーやー)
(かぐやー ぐーやかぐやっ かぐやっ蓬莱さーくーやー)
(かぐやーぐーやー ぐやぐやぐやーっ)


(かぐやっかぐやっかぐやっかぐやっかぐやっかぐやっかぐやっ)
「だーかーらー… かぐやじゃなく「姫様」ってお呼びなさいっ」
(ぐーやーぐーやーぐーやぐーやぐーやぐーやぐーやー)
「何よぐーやって この愚民共は言葉もマトモに喋れないのかしらっ」
(てるよってるよっ てるよってるよっ てるよってるよってるよっ)
「ちょっ どうして「てるよ」になるのよっそこでっ」
「もー、仕方ないわねぇ ちゃんと聞いてなさい 二番いくわよっ」


永遠の姫 夜も従えて遊べ
永遠の姫 今時のゆるさで

永遠の姫 腰が砕けても踊れ
永遠の姫 倒れることはない たぶん

ほらほら
足舐めなさい これで悦ぶの? 下衆めっ
足舐めなさい 肌色透き通る

諦めなさい 所詮卑しき民なのよ
諦めなさい 謎を あははははははは


(かぐやーぐーやー かぐやー かーぐやーぐーやー)
(かぐやー ぐーやかぐやっ かぐやっ蓬莱さーくーやー)
(かぐやーぐーやー ぐやぐやぐやーっ)

ひれ伏しなさい 
晴れの舞台 役者もそろって
太鼓叩いて 笛吹きゃ ハァ

待ちに待った今宵は そう
誰も彼も 胸踊る
ここに集え 兵よ
決戦は近い

きつく髪を結んで さあ
急ごう 足取りも軽く
てんてけてん 祭ばやしが
高鳴る胸打つ

いつもの見慣れた 景色さえ煌びやかに
からから 風車 陽炎 影法師

始めようか お手並み拝見
新参者にゃ 厳しいかい
一か八か 目指すは勝利のみ
流れる汗そのまま

どこからでも かかってきなさい
情け容赦しないよ
先手必勝 ためらう暇などない
勝っても負けても恨みっこなしだよ いざ勝負!

見せてやろう 力の差
鍛え上げた 腕が鳴る
油断するな 兵よ
味方は自分だけ

人波に飛び込んで ああ
浮き足立つ この気持ち
たんたん手拍子足拍子
調子に乗り踊ろう

いつしか川のほとり 一人たたずむ時
さらさら せせらぎ 流離う 蝉時雨

力の限り 命燃やして
花と散るのもいいねえ
のるかそるか 勝負は時の運
掛けてみましょか この一手

隙を見せたら ここぞとばかり
迷わずに 飛び込んで
百戦錬磨 こんなことってある!?
煮ても焼いても食えない奴らさ あんた方

夏の気配漂う 田舎道
汗ばむ首筋 夕涼み
何気ない日々 めぐる 走馬灯
忘れないよ この気持ち 戦いは続く

始めようか お手並み拝見
新参者にゃ 厳しいかい
のるかそるか 勝負は時の運
掛けてみましょか この一手

心の限り 体燃やして
花と散る 女だねえ
形勢逆転 侮るなよ
これが世の常人の常
勝てば天国負ければ地獄 勝負あり!
世界で一番おひめさま そういう扱い心得てよね


その一 いつもと違う髪形に気が付くこと
その二 ちゃんと靴まで見ること いいね?
その三 わたしの一言には三つの言葉で返事すること
わかったら右手がお留守なのを なんとかして!

別にわがままなんて言ってないんだから
キミに心から思って欲しいの かわいいって

世界で一番おひめさま
気が付いて ねえねえ
待たせるなんて論外よ
わたしを誰だと思ってるの?
もう何だか あまいものが食べたい!
いますぐによ


 欠点?かわいいの間違いでしょ
 文句は許しませんの
 あのね?私の話ちゃんと聞いてる?ちょっとぉ・・・
 あ、それとね?白いおうまさん 決まってるでしょ?
 迎えに来て
 わかったらかしずいて 手を取って「おひめさま」って

 べつに わがままなんて言ってないんだから
 でもね 少しくらい叱ってくれたっていいのよ?

 世界でわたしだけのおうじさま
 気が付いて ほらほら 
 おててが空いてます
 無口で無愛想なおうじさま
 もう どうして! 気が付いてよ早く

 ぜったいキミはわかってない! わかってないわ・・・


いちごの乗ったショートケーキ
こだわりたまごのとろけるプリン
みんな みんな 我慢します・・・
わがままな子だと思わないで
わたしだってやればできるもん
あとで後悔するわよ

当然です!だってわたしは

世界で一番おひめさま 
ちゃんと見ててよね どこかに行っちゃうよ?
ふいに抱きしめられた 急に そんな えっ?
「轢かれる 危ないよ」 そう言ってそっぽ向くキミ

…こっちのが危ないわよ