私が働いていたメーカーには 販社にも本社にも
たくさんの男性社員がいた・・・
もちろん おじさまキラーの私は 上司や同じ部署に
なった年配の方から かなり可愛がれた方である
子供とアダルトな男性 それに女性群からは
どうも人気があるが、肝心な同世代の男性は苦手で
吐いて捨てるほどいた 男性社員に目も向けず
ゴロウさんを選んだわけは・・・・ 正直魔法に
かかっていたからであろう・・・
ある程度の年齢を重ねれば 色んな方向から判断
できるが、若いというだけで 「この人を逃したら もう
ふさわしい人は現れない」という
勝手な持論に縛られて 突き進んでしまうのであった
そんな私の周囲は 忠告をくれた専務同様に
心配をあらわにしてくれた
何しろ お人よしのボンボンなわけで・・・
甲斐性があるわけでも、実力があるわけでも 金が
あるわけでもない・・・
ただただ 親の七光りで 良く見えただけなのである
実家の両親を見れば その人なりが見える・・・
外面がいい彼の両親も その通り 外面だけは
完璧で本性を見抜けなかった・・・
当時 実家のお店を担当していた営業所長が
3冊の本をプレゼントしてくれた
1冊は一年間の行事が載ったもの、2冊目は 方言が
特集されたもの 3冊目は島の独自な文化・風習を
載せたもの・・・・・であった
それと一緒に ゴロウさん家族 社員の特徴 私が
知っておくべき事項を 紙に書いて説明してくれた・・・
あまりにも無謀な試みをしようとしていた私に
少しでも救いの手を差し伸べようとしてくれた所長は
今はもういない・・・
天国で今でも ハラハラしながら見ていること
だろう・・・
つづく