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デニムの国から

このブログを読んでくれた すべての皆様に幸福が訪れますように・・・
たくさんの波乱万丈な半生をコミカルに 小説仕立てでお届けします・・・
同じような経験をした方に勇気と元気を与えられたら幸いです・・・
Wishing your happiness and prosperity!

就職活動に欠かせないのが リクルートスーツである。

当時 都会ほどではなかったが それなりに

DCブランドが流行っていたため

善通寺から 高松市内へ買い物に行くより

瀬戸大橋を渡って 岡山市内へ スーツを買いに行った


一番最初に買ったのが FRANDLE というブランドで

今でも タンスに 残っている・・・

そのほかにも アトリエ・サブ や メイソングレイ・ BIGI・・・

あげて行ったら 切がないが とにかく

一着 5万円くらいのものを 学生のころから

大人になっても 着れるから・・・と

コツコツ 買っていた


しかし・・・・ 年代ともに そんなブランドも姿を消し

違う名前になっていたり、デザインも変化し・・・

あの 5万円もしたスーツは 今では 着れない


何しろ 大人びたスタイルが好きだったため

20代だからこそ 似合っていた色目も

アラフォー世代ともなれば オバサンにしか見えない


あの頃 実母が 「若いんだから 若い格好をしなさい」

と 質の良さより 物持ちよりも 今しか切れない服を

買いなさいと 小言をよく 言っていたのが懐かしい


いずれまた 体系が変わらなければ 流行のスタイル

として あの時の スーツが 着れることを

ひそかに 願っている


                         つづく

2年目に 中寮へ移ってきた コズエちゃんは 私と同じ

岡山出身の同級生だった・・・


同じ県内でも 北部と 南部で 実家が近いわけではないが

同郷というだけで なんとなく すぐに仲良くなった


社会福祉学科の コズエちゃんは とにかく心優しい 

癒し系の子だった・・・

その友達だった シノブ 通称セーラ も これまた

クリスチャンらしい こころ穏やかな いい子だった


卒業して20年近くなるが、今でも メールではなく

文通友達である。 毎回 聖書の言葉がのっているような

絵葉書に 直筆の手紙が届く


ノーマンロックウェルのイラストがついていたり、

聖書にまつわるような 小さな本を同封してくれたりする


本当に手紙をもらうだけで 目頭が熱くなるような

そんな 仲間である


長年会っていなくても 遠くにいても 互いのこころが

読み取れるかのように 自分が欲しかった 答えや

気持ちのやり場を 教えてくれる そんな手紙が届く・・


確か結婚式には 聖書の言葉が刻まれた すてきなものを

贈ってくれた・・・


彼女たちは 素晴らしい伴侶に恵まれ 今は幸せな

生活を送っている・・・


それも信仰のおかげなのか・・・・まったくもって

穏やかなのである


もし、叶うなら・・・・ クリスチャンとしての生き方も

決して悪くないと 思う程 こころのキレイな仲間である


彼女たちと 最初で最後に 行った 山登りは

本当に楽しかった・・・

頂上に登って そこで コズエちゃんが自前のギターを

弾いて みんなで 歌を歌った・・・


あれほど爽快で 気持ちが良かったことは無い


そんなことが出来る場所であったし、

一緒に そんなことができる仲間がいたことは

とてつもない 財産である


                     つづく

映画を始めて見に行ったのは 小学校4年生の時だった・・

忘れもしない あの時の映画は 「探偵物語」と

「時をかける少女」の2本立てだった・・・


友達のお母さんが岡山市内にある映画館へ

連れて行ってくれた・・・


それ以来 映画鑑賞は 私の中で特別なものとなっている


大学時代に 見た映画で 一番印象深いものが

織田裕二 仙道敦子 主演の「就職戦線異常なし」である


当時 就活をしていた私にとって タイムリーな内容で

観終わった後 あまりの面白さに・・・

一緒に 行った コズエちゃんと もう一回観た・・・


今では上映一回ごとに 退席させられるはずだが、

当時は ず~っと映画館に 居座ることができた


同じものを二回観ても それでも また観たいと

思ったほど 自分の境遇に照らし合わせて 楽しめた・・・


当時 バブルの影響も受けて 大手の企業が

大学生を青田刈りしていたり、 物品を与えて 興味を

引いて 新入社員を確保するような内容を

コミカルに そして リアルに 表現していた・・・


実際の就職試験に ありそうな光景や 学生の心理を

上手くついた ストーリーに 2回目も惹きこまれたのである


その 主題歌だったのが 槙原敬之の 「どんなときも」

だった・・・


この 「どんなときも」の歌詞が こころに深くひびき

今でも 自分の中での 応援歌として大切にしている


~どんなときも どんなときも 僕が 僕らしくあるために

好きなものは 好きと 言える気持ち 抱きしめてたい~



 周りの体裁を気にして 自分らしく 生きていない・・・

 そんな自分を また 少し 反省した



                       つづく