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デニムの国から

このブログを読んでくれた すべての皆様に幸福が訪れますように・・・
たくさんの波乱万丈な半生をコミカルに 小説仕立てでお届けします・・・
同じような経験をした方に勇気と元気を与えられたら幸いです・・・
Wishing your happiness and prosperity!

オンボロアパートを退去する日も決まって

新しい部屋での新生活をスタートする矢先・・・・

ドタキャンで 8万もする部屋を2人でシェアする

話は白紙に戻った・・・・


偶然とはいえ 連休を利用して遊びに来てくれていた

トモヨが 緊急事態に寄り添ってくれて 本当に

助かった・・・・


この先 一体どうするか・・・・など考える余裕もなく

涙も出なかった・・・・

都会の風はかなりキツイと 再認識した


次の日 トモヨと一緒に京都の八坂神社辺りを

厄落としに出かけた・・・

不運を幸運に替えるため 邪気をいっぱい祓って

もらいたかった・・・


八坂神社を散策している最中 一人の紳士が

写真を撮ってあげると 声をかけてきた

親切な方だな~と あまり気にせず 2人の写真を

撮ってもらった


その後も なぜかこの紳士がやたら 話しかけて

来て・・・結局 お茶に付き合うことになった

どうやら ケーキがやたら好きなようで 不二家の

喫茶店で ケーキセットをおごってもらった・・


どうも トモヨと私はオジサンに受けがいい・・・


話が盛り上がり 楽しい時間を過ごせた この紳士は

夕飯まで一緒にしないかと 誘ってきた


デートで有名な鴨川沿いの高級な しゃぶしゃぶ

の店で 絶対に頼まないような 豪華なコース料理を 

見ず知らずの紳士と 一緒に堪能したのであった・・・


不幸中の幸いとでも言うのであろうか・・・

すべてがおごりであった・・・


この紳士は 後で名刺をもらったが、東京の

一流企業 三井物産の社員であって、京都に出張で

来ていたのである。


一人で散策していたところ、にぎやかな二人組を

見つけて 話し相手にした・・・と言うわけである

決して 変な目的もなく 美味しい食事と 会話で

ひとときを過ごし、サヨナラをした


帰りの電車の中で 2人して つい昨日までの

暗いモードが 一気に明るいオーラに 一転した・・・


次の日 笑顔でトモヨと別れ、新しい部屋を探しに

勤しんだのである・・・


                        つづく

新しい部屋探しは トントン拍子に進んでいった

お局様のイシハラさんは かなり言葉はキツイが

面倒見のいい 頼れるオバチャンだった・・・


私がボロのアパートに 居ることも・・・

それが資金的に 仕方ないことも 全部知っていた

そのアパートを紹介してくれた お局さんの

いじわるな性格も 全部わかっていた為

私が部屋を探していることを知った時 かなり

手を貸してくれていたのである・・・


オンボロアパートの大家さんにも 一か月前に

退去する胸を伝えて 新しい部屋にも 

イシハラさんの取り計らいで 社員価格で借りれる

段取りまで 進んでいた矢先・・・・


シェアするはずの 女性が 英会話学校にも

来なくなり・・・・連絡がつかなくなっていた・・・・


あと 2週間ほどで 部屋も引き渡ししないと

行けなくなったとき・・・ この女性とようやく連絡が

付き 事態が急変した


なんと 一緒に住めない・・・と言いだした


一体全体 何事か?と 正直頭が真っ白に

なったが、偶然にも 休みを利用して 親友の

トモヨがアパートに来ていた為 

悲しみと怒りと 落胆を 分かち合えることが

できたのであった・・・


電話のあった 次の日 トモヨと二人して

悪運を取り払うために 京都の八坂神社へ

お参りにいった・・・・


                     つづく

英会話学校で知り合った 女性は とても明るくて

部屋の中も キレイに整頓されて 感じがよかった


彼女は仕事の傍ら サイドビジネスとして 

ネットワークビジネスの王道「アムウェイ」を

やっていた・・・


家の中のもの ほとんどがこの「アムウェイ」商品

だったことに 当初 かなり衝撃を受けた


一体どうゆうもんだと・・・

彼女から商品の良さを学んだ


もちろん金銭的に余裕のない私を勧誘することは

なかったが、この女性との会話の中で 

新しい部屋を探している・・・という点で

意気投合し、話が進んでいった


郵便泥棒に会ってからというもの どうもあの古くて

汚いボロアパートから 一日でも早く 出たかった


大屋さんも監視カメラを設置してみたものの・・・

私に対する偏見や誤解が無かったわけではない・・・


恨みをもった男性がやっているのでは・・・と

思っていたにちがいなかった


だから尚更 彼女が部屋を探しているけど 

一人で借りると 高いから 2部屋あるアパートを

一緒に借りて シェアしないかというアイデアに

すぐにのってしまった・・・


当時 総務部のお局様 イシハラさんから 会社の

系列子会社が管理している 2LDKのアパートを

試験的にリフォームしたばかりだ・・

というのを聞いていた私は


すぐにいくらで借りれるかを聞いてみた


月額8万だったと思う・・・ 二人でシェアをすれば

4万ですむから トントン拍子で話が進んでいった・・・


この時は そのあとのドタキャン騒動を 想像する

余地もなく・・・・ 契約までこぎつけていたのである



                         つづく