もともと 男性にあまり縁の無い 私だったが、
入社してから どうしても気になる人がいた・・・
どこかしら 父親に似た荷姿で・・・
何となく 心の隙間を埋めてくれる そんな存在
だった・・・
もちろん、都会の女性達からすると 大した男では
ない・・・・ はずだったが、田舎者の私には
何とも 親切で 寂しい時に 電話をかけてくる・・
いわゆる 女の扱いに慣れたタイプだった
今 思えば しょうもない・・・と 正直 自分の
見る目のなさを 後悔するが、 その時の孤独を
埋めてくれる大切な存在だった
オンボロアパートに居た時 突然 電話があり、
近くにいるから 会えないか・・・と
確か 入社して 数週間したころ 最初の誘いが
あった・・・
別に お付き合いをするわけでもなく、
相手が ただ単に 可愛そうな・・・という情けを
男という立場を利用して 近づいてきたんだと
今なら 思えるが・・・ その時は 救いの王子様
だと勘違いした
その後 4~5年は 心に引きずってしまった
わけで 何とも罪な 男であった
彼には ちゃんとイイナズケがいた・・・
彼の父親が経営する会社を 継ぐという将来も
あって その勉強にと 同じ会社に入社していた
どうも私は どこそこの会社を経営している
社長の息子・・・というのに縁があるらしい
振り返れば 学生時代にもそんなことが
あった・・・
つづく