ひたすら個人的に楽しむために書いた二次創作品です。ご了承ください![]()
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タルタル、何故私を裏切る?
今の私は醜かったか?
私は権力に溺れて見えたか?
私はただ陛下とこの国のため…
目の前で血を吐き、絶命寸前の叔父が訊ねてくる。
何度剣で貫いても、叔父は立ち上がり私にすがる。その体はとても冷たい。
「違います叔父上!あなたは道を誤っている!」
私に斬られると分かっていながらも叔父は私に囁く。
「そなたは唯一の跡取りだった。大事にしてきた…それなのに…」
絶叫をあげて叔父を切り裂いた。
「どこで…道を違えてしまったのだろうなぁ…わたしとお前は…」
まだ声は消えない。
涙の代わりに目から血が流れた
視界が赤に染まる。
だがすぐに叔父は立ち上がってまた私を責めるだろう…たまらず剣を自分の喉元にあてた
その時―
「あなたは間違ったことなどしていない」
誰の声か分からない。
だが、その声は、親代わりの叔父を殺した私を咎める声ではなく―
「あなたは民を救ったのです」
手を握り、声をかけてなだめると、
うなされていたタルタルは穏やかな寝息をたてはじめた。
家人が走り回っていたペガンの屋敷もようやく静かになった。
悪夢にうなされる哀れな将軍を残しては帰れず、ホンダンはまだ屋敷にとどまっていた。
少しだが毒味で飲んだ茶の効き目もあって、瞼がだんだんと重くなってくる。
意識が落ちる直前、疲れ果てて眠るこの男が、もう悪夢に襲われないよう、切に願った。
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(4)へ続く