※この記事は韓ドラが好きすぎて、
ひたすら個人的に楽しむために書いた二次創作品です。ご了承くださいあせる


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「忠誠と鞭」
 
 
 
 
 
 
「叔父上、私はあの娘が味方になりうるとは思っておりません」
 
 
「ふん、まだ言っておるのか。妙に頑固だな」
 

 

-これまで私の提案に、修正と補足はしても、明確な反対をすることはなかったが

 

 

「惚れたか?」
 
 
にやり、とペガンが笑った。

 
 
「冗談が過ぎます、叔父上」
 
 
眉一つ動かさず、タルタルは返した。
 
 
「わははは!許せ、タルタル。
そなたがあまりにもヤンを拒むのでな、からかっただけだ」
 
タルタルは豪快に笑う叔父から進み出て、ヤンの元へ歩み寄った。

 

 

-叔父上は認めているようだが、私は違う。
 
-我が一族に関わる危険因子をこれ以上近づけてはならない、早めに縁を断たなくては。

 

 

「それが舞のつもりか?側室になるのは諦めろ」

 
 
ヤンに冷たい言葉をかけるのはこれが初めてではない。
 

 

何度も。
 
何度も。

 
 
ヤンが傷付く言葉を放ち、側室になることを諦めるように促した。
 
だが、ヤンはタルタルに反発するのではなく、さらに鍛錬に励んだ。
 

 

-タルタル殿に認めてもらいたいのです
-これでもまだ私を側室候補として認めてはくれませんか?
 

 

ヤンの声なき必死の訴えを受け、
その一途さに心が揺るぎそうになることもあった。

 
 
だがタルタルも根負けする訳にはいかない。

 

 

-あの娘の才気はこれからもっと開花する。
あれを宮中に据えれば、やがて国を揺るがす「毒」になりかねない。
 
 
-叔父上はそこまで気づいておられるのか
それとも、最期まで彼女を信じ、道を共にするつもりなのか
 

 

タルタルには、ペガンが選んだ「最期の勝負」に
ヤンが関わることがどうしても呑み込めなかった。

 

 
 
(3に続く)