一喜の死と向き合いきれないまま
現実はどんどん進んで、
私は産後2日で退院し、
その日の内に火葬を行った。
一喜と初めて外に出る日。
でも一喜は棺の中。
外の景色見せてあげられなくて
ごめんね。
急な出来事だったのに
親戚一同が集まってくれた。
これも一喜の力だと思う。
最後、みんなで一喜の顔をしっかりと見て、
いよいよ火葬。
笑顔で見送るつもりだったけど
今までで一番涙が出た。
声をだして泣いた。
もう一喜の柔らかい肌に触れられない。
抱っこしてあげることが出来ない。
そう思うと辛すぎて、
ごめんねとしか思えなくて、
涙が枯れるまで旦那と泣いた。
一喜は骨になった。
すごく立派な骨だった。
やっぱり男の子だね、立派だったね。
よくママのお腹でここまで育ったね。
頑張ったね、偉い。
火葬を終えて、
母親としての仕事を全う出来た気がした。
無事終わって少し安心した。