精神的に1番辛かった時期、
それは退院してから。


旦那も含め、支えてくれた家族はみんな
次の日から仕事を始め、
嫌でも現実と向き合い始めてた。

でも私だけ産休。


私も嫌でも現実に戻りたかった。

みんなは一歩ずつ前に進んでいるのに
自分だけ置いて行かれてる気分。


家に何もしないでいると
色んな事を考えちゃう。


産休なのに赤ちゃんはいない。

骨壺を見ては涙が出て、




家族が気分転換に外に連れ出してくれたけど
小さい子供を見るのが辛くて、
泣いてしまい帰ったこともあった。


SNSで子育てに悩んでいるママ達の投稿を見るのも辛かった。

私も夜泣きで悩みたかった。
おっぱいが出ないとか張るとか、
そんな経験したかった。

悩んでるママが羨ましい。




そしてもう一つ辛かったのが、
自分の体が回復していく事。


浮腫が無くなり、
体重も3日で10キロ減り、
お腹も凹んで、
おまたの傷の痛みもどんどん落ち着いて、

嬉しい事なはずなのに
一喜を産んだ証が消えていく様で、
他人から見たら
ママではなくただの女性としてしか見られなくなる事が悔しかった。





退院して5日後、
抜糸をする為に病院へ。

心拍が聞こえなかったあの時の場面がフラッシュバックして
涙が止まらなくて過呼吸になりそうだった。



毎日、明日は前向きになろうと思うけど
寝て起きたら
気持ちはマイナス思考にリセットされちゃって、



こんな風に一生辛い思いをして、
一生心から笑えないんじゃないなとも思った。



でも、
鬱になりかけてた私を救ってくれたのは
旦那だった。



私は実家にいる為
旦那だけ1人家で生活し、仕事をしてるから
私より何倍も寂しくて辛いはずなのに、


「沙希は頑張ったんだからゆっくり休んで。
無理に前を向うとしなくていいんだよ。
沢山泣いていいんだよ。」

って、


私が泣かずに1日を過ごせた日には

「今日は泣かなかったんだって?!
偉いね、さすがママだね!
ちゃんと一喜のママになれてるね!」

って、

毎日グズグズしている私を
笑顔で支えてくれた。
絶対に弱音は言わないでいてくれた。


こんなに優しくて家族思いで、
素敵な旦那は他にいない。


この人と出会えたから
一喜とも出会えたんだ。

そう思ったらすごく嬉しかった。



そして、親友や職場の仲間も。

1人ひとりLINEをくれて、
みんな一喜の為に心から涙を流してくれた。
号泣しながら電話してくれる子もいた。


みんなからの言葉一つ一つに
ものすごく救われて、
本当に本当に嬉しかった。

直接会ってないのに、
抱きしめてくれている気分だった。





周囲の人々に支えられて
少しずつではあるけど
前を向ける様にはなってきた。

まだ、涙する事は沢山あるけど。




今回の経験をして色んな事を学んだ。


赤ちゃんが健康に生まれるという事は
本当に本当に奇跡だという事。

今子供を授かっている人は
本当に幸せなんです。
それを噛み締めて欲しい。



一喜は他の子とは違って
外の世界を知る事なく天国へ行ったけど、
私のお腹に宿ってから39週間、
みんなに沢山沢山愛情をもらって
ここまで大きく成長出来たんだと思う。


一喜がお腹に来てから、
毎日が楽しかった。


妊娠してると分かったときの喜び、

両親に報告した時は泣いて喜んでくれた。

毎日旦那がお腹に話しかけて、

職場の仲間や友達に会うと
みんなお腹を撫でてくれて、

一喜という漢字を書く練習も沢山して、

部屋中ベビーグッズで一杯になって、

毎日楽しい未来を想像して、



ちょっとした事でも大切な思い出。




一喜と撮った写真を入れたアルバム。
これ以上写真が増える事は無いけど、
何度見返しても飽きない。
たくさんの思い出が詰まってるよ。



すごくすごく親バカだけど、
こんなに可愛くておブスちゃんで、
こんなに愛される赤ちゃんはいないよ。



ママとパパでまた頑張るから

またママのお腹に戻ってきてね。





一喜。

ママとパパを選んでくれて
本当にありがとう。



大大大好きだよ!