産後
時が経っても
辛いことは山ほどあった。
妊娠中から保育園の応募をしていて、
不運にも
一喜の保育園は決まっていた。
なんて断ればいいか
わからなかった。
妊娠中から登録していた
育児系サイトからは
出産おめでとうございますと言う
メールやコメントが沢山届いた。
出産後はじめて会う知り合いには
どういう顔で、どう話し始めればいいか悩んだ。
みんなに気を遣わせたくなくて、
いつも通りの明るい自分でいられるように
気丈に振る舞った。
でも旦那と2人になれる夜は
一喜との楽しい思い出も悲しい出来事も
いろんなことを思い出して泣いた。
旦那は
「一喜はたぶん、自分のことを思って泣いてくれるママを見て嬉しいと思うよ♪」
と優しく見守ってくれた。
仕事は産後2ヶ月ですぐに復帰した。
忙しくしていたお陰で
悲しんでる暇もなく過ごせたのかもしれない。
時間が経ち、
知り合いの妊娠報告や子供のツイートも
少しずつ見れるようになった。
道ですれ違う赤ちゃんを連れている家族も
笑顔で眺めることができるようになった。
でも、
子供のドキュメンタル番組や
虐待などのニュース報道は
未だに目を瞑りたくなる。
家族や友達や職場のみんなに助けられて
そして
時が経ったおかげで
少しずつ
悲しみの気持ちが減っていき
心から笑えるようになった。