担当医からは
産後経過は問題ない為
3ヶ月くらい経ったら
次の妊娠を考えても良いと言われた。
そして
嬉しいことに
すぐに新しい生命が宿ってくれた。
それは
めちゃくちゃめちゃくちゃ嬉しいこと。
でも
嬉しさの半分、
また同じ恐怖が繰り返されるんじゃないかというとんでもない不安が押し寄せた。
しかも
一喜と同じ1月予定日。
少しでも不安が拭えるようにと
胎児心音計を買った。
毎日暇があれば心音確認をして
仕事中でも
胎動が少ないなと思ったら
トイレに駆け込んで
動いてるのが確認できるまで座ってた。
妊娠報告は
家族と職場以外
誰にもしなかった。
みんなに妊娠した事を報告したら
みんなはなんて返すだろう。
おめでとうと言ってくれるのか、
頑張ったねと言われるのか、
返すみんなも
とんでもなく気を使うだろう。
そして、
もし、
前回みたいに死んじゃったら…
そう考えたら
みんなに妊娠報告をする事が出来なかった。
妊娠後期、
健診でもなんの異常もなく経過し、
年末に里帰りした。
ここからが地獄の日々だった。
一喜と予定日が近いから尚更。
一喜の時は
年始明けて、旦那が私の実家から自宅に帰った次の日に心音が聞こえなくなった。
一喜の時と同じ生活をしたら
同じ事になりそうで怖かった。
だから
前回行った場所
前回食べたもの
前回した行動はしないようにした。
そんなの関係ないってわかってるけど
ジンクスみたいに
とことん違うことをした。
そして
一喜の心音が聞こえなくなった日
一喜を産んだ日
一喜を火葬した日
去年の同じ日付を今年
不安と闘いながら乗り越えた。
胎動が少ない気がして
パニックになって
泣きながら病院に行ったこともあった。
入院して
ずっと先生に診ててもらいたいとも思った。
少しでも早く陣痛が来て欲しいと
運動しまくった。
そして
一喜の誕生日の5日後
第二子
可愛い可愛い女の子が産まれた。
一喜とは1000gも違う
小さい女の子。
名前は凜央ちゃん。
凜の意味は
『天から授かる』
陣痛なんて全く辛くなくて
痛みなんてどうでもよかった。
前回の出産とは全然違くて
産声が聞こえた。
手足をバタバタ動かしてた。
なりより
抱っこして温かかった。
恐怖だった分娩室が
一気に嬉しいものに変わった。
家族は大号泣してたけど
私は嬉しさしかなかったから
涙は一滴も出なかった。
ワガママになろうが
夜中が酷かろうが
そんなの何だっていい。
生きていてくれさえすれば、
ママとパパの元にいてくれさえすれば、
それ以外何もいらないって
心からそう思えた。
産まれてからも
不安はまだ拭えない。
毎日
息をしているか、
何か体に異常はないか、
寝るのも怖いくらい気にしてしまう。
でも
一つ変わった事は
凜央ちゃんのお陰で
心の底から幸せと思えるようになった。
今後も不安が消える事はない、
悲しみも消える事はない、
けど
今、世界一幸せなのには違いない。
今回の経験を通して、
生命の大切さ
産まれてくるということの奇跡
誰よりも知る事ができた。
同じように
流産、死産、新生児死亡など
辛い経験をした方は沢山いるとおもう。
また、
産まれたけど障害がある、
元気に産まれたけど可愛いと思えない、
虐待をしてしまったなど
違った辛さを経験してる方も沢山いる。
どんな母親も
違った形だけど
辛い思いをしているのかもしれない。
私は
ひとりの母親として、
ひとりの看護師として、
今後も色々な思いを発信して
ママさん達を支える仕事をしていきたい。
一喜、凜央
パパとママの元に来てくれてありがとう。
今までもこれからも
ずっとずっと大好きだよ。