もったいない | はやとのだべりば

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2015年9月からブルガダ症候群が確定した俺。
一種の心臓病なんだけどICDが何の役に立ってるかわからんまま生き続けてる。
気紛れにぼやき続けてみてる感じ。

先月から、いよいよ嫁の関節痛が悪化し1か月ほど静養期間になってる。

数日は出勤したが早退だったり整骨からストップかかったりでほぼ働けてはない。

元々、職業病というか遺伝なのか腰痛ヘルニアもあり、今は足の関節が関節崩壊してしまうという重症になってる。

将来的には車椅子なり人口関節といった話になってるようだ。


嫁の勤める病院は俺と知り合う前から勤務してる。

もう20年を越えてるって事だ。

先日、嫁が娘を怒鳴っていたが受験生になる娘はLINEで友達に病んでる両親のために家事をやってて大変だと言ってるらしい。

あぁ、心疾患のブルガダ症候群の俺と身体がボロボロになってる嫁の事を言ってるわけだが…あれよ、娘は何もしてない(笑)

何がホームケアラーだよ、マジでやってくれてるなら助かるってのに家事炊事全般はほとんど俺がやってますがね。情けない娘だ。


さてそんな状況の中で夕飯に炒飯を調理してた俺。

あ、別に普段からキッチンに立ってるのは俺なんだけど(笑)だから正直何も変わらんか。

ただ嫁がメンタルやられてるから鬱にならんようにフォローしてるから負担はたしかに大きい。

でもね、俺も8年前に倒れて嫁に支えられたから、お互い様なのよ。それが俺らの夫婦の形だわな。


炒飯が出来上がって娘のぶん、嫁のぶんと盛り付けて最後に俺のぶんを盛ろうとしたら落としてしまったわけ。アホだ。

んで短気な俺なんだけど、嫁の状況を考えて堪えて平静を装いましたよ。

嫁は言ってくれたけどさ。

「疲れてるのに作ってくれて、私は白飯を食べるから炒飯食べてって」優しいよな。


でもヘマしたのは俺だし、何より俺がどうとか関係なくて2人に食べてもらいたいから作ってるからさ。

だって自分で食べたきゃ作れるわけだから。

ワガママな娘も俺の炒飯はしっかり食べてくれるし。


子供の頃は貧しい生活でおかんの苦労を知ってたし食べ物を粗末にできない環境だったけど、さすがにシンクやら床に落ちた炒飯は食べたらマズイわけで申し訳なく思いながら捨てさせてもらいましたわ。

なかなか苦しい状況なんだけどね。

実家ではおとんが毎週抗がん剤にお世話になってるし。

健康って宝だよなって改めて思う。

俺はブルガダ症候群だろうけど日常生活に支障ないからさ。発作が起きたらわからんけど。