ONE PIECEについて | 一斗のブログ

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2011年6月15日に小説を出版しました。
出版をするにあたっての様々なエピソードや心の葛藤、病気の事等書きました。今はショートショート(超短編小説)やエッセイ等を載せています。宜しくお願いします。

前にも一度、ONE PIECEというタイトルでブログを書きましたが、


今回は真面目に(前のはフィギュアの写真ばかり載せて自分が楽しんでただけでした)


ONE PIECEについて書いてみようかと思います。



初版から320万冊を売り出し、その売り上げ総数は2億冊を売り上げ、もはや一漫画というより


社会現象になっていると皆さんが思っていると思います。


コンビニの一番くじもそうですね。


あれ、聞いた話では二万円とか五万円分とかを買ってABCD賞をゲットしていく人さえ当たり前のように居るそうです。


僕は専ら、UFOキャッチャーで自分の好きなキャラクターをゲットしたりしています。


まあ、それは置いといて。


この社会現象とも言えるONE PIECEの人気は今更ですが、単純にものすごく面白い。


そして、それだけではなく、お笑いの要素も今の世代のツボをついてるし、何といっても


登場人物一人一人にしっかりとした個性(設定)があり、ここぞという場面ではそれぞれのキャラクターが


ものすごくかっこよく描かれ、このシーンは…というところでは間違いなく感動させてくれて、


涙を流した人も多いのではないでしょうか。


今までのストーリー展開を読んできて思ったのは、上に挙げたのもそうですが、


尾田栄一郎先生は連載ものなのに本当は全てのストーリーを書き上げているのではないかと


思わされるくらい色んな布石を敷き、見事にその布石を忘れた頃にきちんとストーリーに繋げてきます。


見事としか言いようがありません。


尾田先生が書いてた文章に、


「僕はテトリスが好きです。なので物語がテトリスみたいにがっちりと噛み合った時に、快感を覚える」


みたいなことを書かれていました。


もしそうであるとするならば、全てが計算ではないということなんですよね。


全体像は完成しているかもしれませんが、色んな回り道をしてストーリーを展開している。


その回り道がまた面白くて、必要不可欠なものになっている。


回り道でさえ感動させてしまう(これはあくまでも僕の予想と感想です)。


こういう人のことを、天才と呼ぶのでしょうか。


でも、天才の一言だけでは片付けて欲しくないのでしょうね、本人としては。


色んな文献を読んだり、徹夜の連続でストーリーを構想していたり、僕らの目に見えないところで


たゆまない努力をしているのだと思います。



だから、これだけの社会現象を起こして収入が何十億と聞かされても、当然だろう、と思います。


物事をやり続けて成功するのには、もちろん才能はある程度必要なのかもしれません。


でも、それ以上の努力あってこその成功であり、周りの人はそういう人の事を天才と呼ぶのかもしれませんね。



僕も尾田先生のようになれるとは到底思っていませんが、たゆまない努力というのは続けていきたいと思っています。






一斗