ども、一刀です(^^)/
前回のブログから自身の単車、ゼファー750Mk-2を製作してますが今回は製作ブログではなく、タイトルにした二台の単車について軽くお話しをさせて頂こうかと思います
まぁ、ぶっちゃけた話しがZ750FXとゼファー750がどんな単車か知らないとこの先のブログを見ても楽しくないかと思うので(^-^;)
先ずはこちら
画像のバイクはZ1000 Mk-2と言う単車でZ750FXは極端に言えばMk-2を国内使用に排気量を750ccに抑えて1978年に国内にて発売された単車です
Mk-2とZ750FXの外見的な違いはサイドカバーのエンブレムでしか見分けがつきませんw
で、Z750FX
アオシマ製プラモな箱絵なんで改造されてますが、もしこれがフルノーマルならサイドエンブレムを見ないと見分けつきません(・д・)
さて、このFXは今でこそ中古市場でも価値があり高額で販売されるほどの人気車ですが、発売当時は不遇の単車でした
発売されたタイミングが悪かったんですねぇ…
生産時期は78~80年、レーサーブームを迎えようという時代…
それに加えてホンダのCB750fourの脅威…
いろいろと重なり思ったより登録台数が伸び悩んだみたいで徐々に影の存在となっていったFXです
まぁ、他に理由はありますが今回は省略で(;´Д`)
時は流れて80年代後半…
この時代はレーサーレプリカ全盛期!!
速い=性能が良い=バイク
公道であろうがなんだろうが速いバイクこそが全て!!
メーカー各社が排気量と比べて過度なパワーをレーサーレプリカに持たせて発売していました
例
90年代規制後
400ccなら53ps(馬力)
レプリカ全盛期
400ccにも関わらず60ps
環境など考えてないのでは?って今なら思われても仕方ないですねw
いつまでも続くかと思われたレプリカブーム…
しかし!!
89年、遂にレプリカブームにストップをかけた単車が世に出るのです!!
それがカワサキより発売されたゼファー400
当時カワサキは他メーカーのレプリカ競争に対抗出来ず、バイク業界から撤退も考えていたような、そうではないような(^0^;)
カワサキ陣営のある開発者が言いました…
「どうせ撤退するなら最後にもう一台だけ…」
そして開発開始
コードネーム「999」
開発陣営はパワーが求められていた時代に敢えてパワーを抑え、敢えてツインショック、敢えて空冷エンジンの単車を開発
それがゼファー400です
カワサキの本社は兵庫県西明石
ゼファーっという単語の意味はそよ風
西から吹く風、永遠に…
そんな願いを込められて名付けられたゼファー
そして、その願いは現実のものとなりました
89年に登場したゼファー400は単騎で見事にレプリカという軍勢を打ち破り、レプリカブームに終焉を迎えさせました
発売したその年、ゼファー400は登録台数ナンバーワンという名誉を獲得
翌年の90年、ゼファー750(オイラの単車だよ)が登録台数ナンバーワンを獲得
さらに翌年の91、ゼファーシリーズのフラッグシップ、ゼファー1100が登録台数ナンバーワン
このゼファーシリーズの栄光によりカワサキは現在でもバイク業界に君臨するという逸話があるとかないとか( ´艸`)w
悲話のZ750FX…
逸話のゼファー
オイラの単車はその二台の物語を背負った単車なんですねぇ。゚(゚´Д`゚)゚。
ちなみにゼファー750はジムカーナー最強マシンと言われていた時代もありました
長々と両車の性能を書かず物語を書いてしまいましたね(;´Д`)
書く機会があれば今度は性能関連を書きたいと思います
今回のブログを踏まえて次回からの製作ブログを見て頂けると少しは楽しめる「かも」しれません(*゚▽゚)ノ
See you next blogヾ(^v^)k