原発事故にあった時に、多くの方は即死ではなく。
事故後も生きている可能性が高い事を知ったら。
原発事故後に、生きている方について書いている本もあったのですが‥。
もっと詳しく知りたくなり。
次に、「被爆量が少ない時にはどういう事になるのか?」を知りたかった時に。
調べてみようと思ったのが、医療用での放射線治療やレントゲンなどを行った時。
どんな風に、体に症状が出るのかが知りたくて。
調べ始めました。
当然ですが、実際にはどんな風に管理しながら行なっているのか?
などを調べているうちに。
メリットがデメリットを上回る時のみ、被曝を伴う医療を行う事。
放射性物質を適切に管理するために、定期的に機器の周りを測定器で放射線の量(線量)を測る事が法律で義務づけされていたり。
放射性物質の管理を行う団体の存在などを知る事が出来たのですが。
一番、意外だったのが。
どんな人でも失敗もするのだなと、思った事です。
病気の治療の為に、体内に放射性物質を入れた後に。
放射性物質の放射線を出す力が弱まる前に、見舞いの方を患者さんに合わせてしまった事例や。
放射性物質を体内に注射する前に、床にこぼしてしまったなど。
人間ならば。
どう防いでも起こることは、どの分野でも一緒なのだなと、感じてしまいました。
でも、被爆した時にどんな症状が現れるのかを知れて。
いざという時に、どんな症状が現れやすいかを具体的に知られて。
自分の中で覚悟もしやすかったですし。
後に、広島で被爆された方と関わった時に、被曝によってどんな症状が出やすいかなどを、
頭に入れながら関われた事によって、その方の体の状態を理解しやすかったです。
これらの事から。
私が言いたいことは、どんなに偉い人が言ったからとか。
他の人もそうしているとか。
実際には、そんな事は関係無いです。
誰も責任など取ってくれません。
その人はその人。
自分は自分。
全てに疑問を持って、考えながら調べていく事は不可能だけど。
「みんながやっているから」、といった理由で周りに流されて自分の人生を失って欲しくないです。
ここ数年間。
強く思う事です。
疑問に思ったら、自分の頭で先入観なく多角的に。
冷静に判断して行動が出来る様になって。
どんな困難でも、乗り越えていって欲しいと願っています。
大丈夫。
こんな私でも、もがきながら必死になって自分の人生を生きようとしていますから。