正直なところ、このことは最近まで知らなかった。
知った後も選挙とか政治とか俺は興味ないし、「ふーん」てな感じくらいにしか思わなかったのだ。
しかし、twitterなどで、ある言葉を目にするようになって、ちょっと考えるようになった。
「舘さんが当選してくれる事は、モータースポーツ界にとっていい事だ」
・・・人の意見はそれぞれなので、そういう意見もあって当然だろう。
しかし、俺はまったく違う意見なのだ。
今日はそのことを書いてみたいと思う。
まず、舘氏がなにを考えて出馬したのか、ということは調べないで考えてみた。
国政というのは、基本的に「国がよくなるためにある物」だと思っている。
じゃあ、モータースポーツが国のために必要なものだろうか、という疑問が当然出てくるのだが・・・。
これに関しては、はっきり言って「NO」だ。
モータースポーツは、単純に言ってしまえば「娯楽」でしかなく、国民が必ず必要なものではないからだ。
むしろ、多くの国民が関心あるのは「環境性」だったりするのだ。
なんでかって、そりゃ買うときに税金安くてすむし、燃料代も安く済むから。
車やバイクに興味ない人からすれば、そんなの当然なわけだ。
速さを競う「今のモータースポーツ」と「環境」とは、相反するものだ。
いくらレースで「環境に気を配ってます」といったところで、関心なければ「ただ無駄に燃料使って二酸化炭素吐き出してるレースなんてものをやってて、環境もへったくれもあるか」というのが普通の考えだと思うし、正直なところ俺もそう思う。
なので・・・。
もしも舘氏が当選して議員になり、今のモータースポーツのことをどうこう言ったところで、モータースポーツが国民誰もが知っているような文化となっているならいざ知らずこんなマイナーな状態では、逆に国民の印象は悪くなり、結果、モータースポーツへの風当たりは更に強くなるのではないだろうか・・・?
また逆に、低燃費や非内燃機関の開発を促進させるという意味では、国民へのアピールにもなるだろうが、それはおそらく、今のモータースポーツファンが望むこととは正反対のことだと思うのだ。
もっとも、時代の変化には逆らえないと俺も思っている。
いつかはモータースポーツ界にも大きな変化は確実にやってくるだろう。
それは速さを競うモータースポーツの終焉となるかもしれない。
そんな日は来てほしくはないが、もしもその日が来たときは受け入れざるを得ないだろう。
まあ、「内燃機関」=「速さを競う」、「非内燃機関」=「速さとは無関係」というわけではない気もするが。
ただ、非内燃機関が今の内燃機関並の速さと耐久性を確保するのは、かなりの時間を要するはずだ。
少なくとも、俺が生きている間に出来るかどうか、そんなレベルじゃないだろうか。(バイクはもっと早く出来るかもしれないけど)
・・・長々と書いてきたが、簡単に言えば、舘氏が議員になったら、速さを競うモータースポーツが崩壊する時期を早める可能性がある、ということだ。
さて実際、舘氏はなにを考えて出馬したのか・・・?
舘氏の公式ページ
を閲覧してみた。
そこに書かれていることは、「エコ」という言葉であり、「ものづくりを再び活性化させて日本に元気を」という言葉だった。
現状のレースのことは一切触れていない。 ここらへん、やはり俺の想像通りだと感じる。
言葉でこう宣言してしまっている以上、今のレース界の事を持ち出すのは間違いなく国民の支持は得られないし、言ったところで公約違反と見なされてしまうだろう。 それが国政というものだと思う。
もしもそれをした場合、今のレース界はとんでもない逆風に晒されることになるのは誰が見ても明らかだ。
舘氏を支持するかしないかは、個人の自由だ。
だが「レース界の人だから」支持をするのであれば、今いちど考え直したほうがいいかもしれない。
それでは芸能人だからと票を入れるのとなにも変わらないのだから。