いってつの適当なMotor Sports ブログ -6ページ目

これは、かねてから俺が考えていることである。

明確な答えは出ていないが、今のところの自分なりの考えを書いてみよう。


日本の産業は戦後、著しく成長した。特に自動車などの生産業の発展は凄まじかった。

レースの世界でも、それは結果が証明している。

とかくホンダばかりの話になるが、2輪の世界では1961年、マン島TTレースの125、250の2クラスで1位~5位を独占。4輪では1964年からF1に参戦、翌年に初勝利を挙げている。

1966年は、2輪、4輪ともに素晴らしい成績を残す。2輪のWGPでは全クラス制覇、4輪では、F1ではないものの、その下のカテゴリーであるF2でホンダエンジン搭載車が開幕11連勝という成績。


日本のモータースポーツにおける、メーカーの最大の功績は、こうした高い技術力によって世界的に日本が優れていると証明したところである。

もしも日本が産業大国でなかったなら、間違いなく、モータースポーツという文化が日本に伝わる時期は遅くなったはずである。


しかし、メーカーにとっては、レースは自社の製品を試し鍛える場所だった。

そのために、ライダーやドライバーは外国の優秀な人材を起用するのが当たり前だったのである。

メーカーの最大の罪は、真にそこにあると俺は思うのだ。


メーカーにとって、「レース=実験室」であり、「レース=スポーツ」ではなかったのだと俺は思っている。

これは戦後著しく発展を遂げた自動車産業国であるが故の悲劇である。


スポーツという考えがなかったからこそ、世界的に活躍してもそれは庶民に伝わることがなかったし、メーカーもそれでいいと考えていたのだろう。


もしもこの時期からレースをスポーツと認識できていたとしたら・・・。

おそらくは、今の日本のモータースポーツの現状は違っていたであろう。

もちろん、いいほうに、である。

たられば、を言っても仕方ないのだが・・・。


技術力ありきということがわかった現状で、それをスポーツと認める人など、やはりそうはいないだろう。

そして日本人選手は、とかく4輪では、2輪でも最高峰で世界でチャンピオンを争える位置にいないのだから、それも仕方ない。

下位のカテゴリーで、日本人が世界の頂点に立っても「所詮、最高峰じゃないし」と見向きもされないような、そして日本のレースを軽視するような現状・・・。

それは、今でも「レースをスポーツと考えない」メーカーの責任が大きいのだと俺は思う。

明日から、鈴鹿ではGTレース「Pokka700km」が開催される。

まあ、俺は見に行かないのだがね・・・。


で、その前夜祭の1イベントとして、F1ドライバー小林可夢偉の壮行会をやるとか。もちろん本人も来場してトークショーやらなんやらするんだとか。


まあね、それは別に悪いこととは思わないし、日本代表としてエールを送るいい機会ではあると思うんだ。

とはいえ、その反対に、なにかしっくりこない気持ちもあったりする。


なぜかといえば、F1と箱車レースであるGTは、正直まったく別モノじゃん?って考えが俺の中にあるからなのだ。 もうひとつ、F1に頼ることしかできないんか?という気持ちもある。


まあ、箱車だろうがフォーミュラだろうが4輪のレースであることには違いないわけで、「なにをそんな細かいことを」と言われれば、正直そのとおりだとは俺も思うのだが。

それでも、なんだか肝心のGTレースのことよりも、「可夢偉来たる!!」という話題のほうが大きくなっちゃってるような気がするんだよね。


要するに、以前の8耐でのエヴァのときと同じで、「主役はなに?」ということなわけだ。

今回の主役はGTレースであり、可夢偉じゃないんだよね。だったらなにも、GT前夜祭の時間を使って可夢偉の壮行会って、どうなのよ?・・・と個人的には感じるわけだ。


なんといってもGTレースは日本でいちばん集客のあるレースイベント。

だからこそ、いちばん人が集まる日本のレースイベントで可夢偉の壮行会を、というのも、わかるっちゃあわかるんだよね。そりゃ人多いほうがいいに決まってるし。


とはいえ、個人的には「日本でいちばん集客あるレースイベント」としてのプライドもあっていい気もするんだよねぇ・・・・。こういうことやってるうちは、結局、「F1あってこその日本のレース」みたいな感じで、俺としてはなんか嫌なのですわ。それは日本のレースを結局は見下してることにならないか?俺はやっぱり「日本のレースがあってこそ世界のレースが楽しめる」と思っているので。


・・・まあ、もちろん利点もあって。

F1しか興味ない人が今回のGTレースを見て「日本のレースも面白いね」と感じてくれれば、それはそれで確かに可夢偉を呼んだ甲斐もあったということになるんだけどね。

俺は、SUPER GT が嫌いだ。


・・・といっても、それは心底嫌い、というわけではない。

もともと、俺も4輪レースからレースファンになったわけだし、車好きでもあるし。


それでも俺がここ最近、GTを見に行かないのは、地方のファンを無視した運営体制に対してどうしても納得できなかったからだ。

特に、九州オートポリスでの開催を運送費高騰の名目で文字通り「切り捨てた」事は、地方で年1度の開催を楽しみにしていたファンを無視した愚行以外の何者でもない。

・・・まあ、このへんのことは以前からブログに書いていたことなので今回は長く書かないが、少なくとも俺は、こんな体質の団体が運営するレースに1円の金を落とす気にもならないので、GT観戦には今年は1度も行っていない。地方にも目を向ける運営を示さない限りは見に行かないと決めていたのだ。


ただ個人的には、そうなるにはもっと時間がかかるだろうと思っていた。

それは、ファンからオートポリス開催を切り捨てたことに対する運営団体への不満をほとんど見ることがなかった事が理由だ。それでは運営団体も地方を切り捨てたことに対する後ろめたさは感じないのではないだろう、そう思っていたのだ。


しかし、俺の予想は外れることとなりそうだ。


AUTOSPORT web からの情報によれば、来年、オートポリスでの開催が復活するらしい。

来年度も今季同様に、「公式戦8戦+特別戦1戦」という構成ながら、その中にオートポリスも含まれているというのだ。

まだ正式発表ではないものの、運営団体会長が記者会見で発言した言葉なので、少なくともその方向で検討されていることは間違いなさそうだ。詳しくは今月に明らかにされるという。

どういう経緯でそうなったかはわからないが、そんなことはどうでもいいことだ。

九州の人が再び地元でレースを見ることができるということは、なんにせよ喜ばしいことである。

そして、俺のGT観戦ボイコット(?)も、オートポリス開催が復活するならば解除したいと考えている。


もっとも、オートポリスを復活させても他の地方を切り捨てるなら意味はない。

しかし、それはおそらくないだろうと思っている。

おそらくは富士での公式戦が1戦減ることになるのだろう。秋の300kmレースが富士からオートポリスへと移動することになると予想する。

日が陰る午後5時過ぎ。

俺はヘアピンからシケインへと移動。

この時間は去年も同じところで見ていた。

感動のゴールにむけて、そして火照った体をクールダウンするためにはシケインのあたりで観るのがちょうどいいのだ。


4強のうち、ヨシムラとTSRはそれそれ、複数回のペナルティーストップや転倒を喫して優勝を狙うには厳しい状況だ。そうはいっても持ち前の速さで追い上げ、観客を魅了している。


ケイヒン・コハラが2位を走行。伊藤真一と玉田誠というベテランふたりが安定した走りだ。

伊藤真一選手は今年限りで全日本ロードレースの第一線を退くことが決まっている。

8耐に関してはこれが最後かどうかはわからないが、ファクトリー系のチームとして出場できるのは今回限りとなるかもしれない。

そんな思いがやはりファンの中にもあるのだろうか、やはり今年の8耐ではいちばんと言っていい注目度であったと思う。

玉田選手にしても、世界の第一線で走り続け、今年はレースに出場することすらままならずではあるが、久しぶりにその走りを日本で見ることが出来るということで注目されていたと思う。

伊藤、玉田のコンビは間違いなく今年の8耐の目玉コンビであっただろう。


そしてトップを走るのはゼッケン634番、ハルク・プロだ。

世界を知る男である清成龍一と、世界に今、最も近いであろう全日本ライダーの高橋巧。

ケイヒンに勝ったのは、やはり「若さ」なのだろうか。


そして日も沈んだ7時過ぎ、ゴールまであと10分少々・・・。

俺はグランドスタンドの横にいた。

ゴールの後で「あること」が待っているからだ。

去年は場所を間違えてしまい、その行事に参加することができなかった。今年こそはと思ったのだ。


そこにはたくさんの人が、感動のゴールを見届けようと集まっていた。

その中に俺は、ひと組の「ある親子」を見つけた。

motopodというネット配信番組の、金、土曜日にやっていた公開生放送に出ていたその少年は、土曜日にゲストで来ていた、大ファンだという高橋巧選手から直接もらったTシャツを身に着けて、とても嬉しそうな顔をして「その瞬間」を待っているように見えた。決勝美が誕生日だという彼にとって、これほどの誕生日プレゼントはなかったかもしれない。


俺は俺で、チェッカーが振られるその瞬間を直接見るのははじめてだった。

はじめての8耐のときはゴールの瞬間には逆バンクにいた。2度目となった去年はピット裏にいて、チェッカーが振られるその瞬間を見たことがなかったのだ。

はじめて見る「その瞬間」が近づくにつれて、なぜか緊張していた。


やがて迎えた午後7時30分。

スタートと同様に、カウントダウンで8時間が経過。

そして帰ってくるマシンたち・・・。

この瞬間は、正直に言えば勝者も敗者もない。

参加したすべての選手、すべてのチーム、すべてのスタッフ、そしてすべての観客・・・。

そこにいるすべての人が主役だった。

確かに、順位はつく。チェッカーを受けれなかったチームもある。

でも、その瞬間だけはそんなこと、ほんの細かいことに過ぎないのだ・・・。

そして、その場所にいることに意味がある。


すべてのマシンがゴールした後で、コースが開放される。

実はコース内で帰ってくる選手を「お出迎え」できるのだ。

だが、実際はそんな甘くはなかった。どうしてもV席のチケットを持つ人が優先になってしまい、後から誘導された「V席チケットを持たない人」は後塵を拝すことになってしまう。

俺がコースに入ったときにはすでに人の列が出来てなにも見えない状態。仕方なく人のいない1コーナー側へと走っている間に選手が帰ってきてしまった。

この辺は安全上の問題も確かにあるが、もう少し平等にしてもらえたら嬉しいと思う。

それでも、最後のほうの何台かは「お出迎え」することができたので今年はそれでよしとしよう。



さて、応援していたゼッケン58番、ガレージ・ハラダも満身創痍なマシンを慎重に走らせて、どうにかチェッカーを受けることができた。

しかし、残念なことに、数々のトラブルで失った時間は大きく、チェッカーを受けたものの、あと数周の差で完走扱いとならなかったらしい。

確かに、リザルト的には残念だ。しかし最後まで走り切ったことに変わりない。

これは見ているだけである者の言い方なのかもしれないけれど、その熱意と努力はリザルトという文字よりもはるかに価値あるものだと俺は思う。



こうして、今年の暑い8耐は幕を閉じることとなったのだ。


( 次回へ続く )

今回の前半パートは、ヘアピンで撮った写真を数枚。



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今大会、いちばんの話題であった「エヴァンゲリオン」とコラボレートしたTRICK★STAR。


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F.C.C TSR、序盤の遅れを取り戻そうと猛追。気がつきゃ表彰台が狙える位置にいた。やっぱ速いわ・・・。


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今年で最前線を卒業する伊藤真一選手。バイクレース好きは、エヴァよりこっちのほうに注目していたに違いない。


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ポールからスタートするも、2度の転倒で遅れてしまったヨシムラ。


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このときのトップはハルク・プロ。高橋巧選手は過去2年連続表彰台。3年目の今年は表彰台の天辺に登ることができるのか・・・?!



・・・・ということで、前半パートはこのくらいにしておいて・・・・。

ここからはまたいつもどおり、ガレージ・ハラダに特化した文章となる。


シケインで転倒の後、ピットでの修復作業を行ったガレハラ号。

どのくらい時間がたっただろうか。俺がヘアピンに辿り着いたときには再びコースへと復帰していた。

もしかするとこの時、ガレハラ号が復帰している事にすぐ気がつかなかった人もいるのかもしれない。外観に大きな変化があったからだ。


スタートのときはカワサキ系チームではお馴染みのライムグリーンなカウルで走っていたガレハラ号。
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しかし、復帰後のガレハラ号は・・・・


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白いカウルで走行していたのである。


こうなったのには理由がある。

実は土曜日の時点で予備カウルをすべて使い果たしてしまっていたらしい。

この白いカウルは万が一のときのために急遽取り寄せられたもの。未塗装のものにスポンサーのステッカーを貼ったものなのだ。(ちなみにスタート時につけていた緑カウルも、それまでに破損したふたつのカウルを「ニコイチ」したものだったようだ)


このあたりもやはりプライベーターの苦しみだろうか。

しかし、ともあれ復帰はできた。再びその姿を見ることが出来てホッとする。


しかし、ガレハラ号に更なる試練が襲いかかる。

場内放送から聞こえてくる「58番、2コーナーでストップ」の報・・・。

ヘアピンにいる俺には状況を確認する術がない。

転倒したのか、それともトラブルで止まってしまったのか・・・?!


しばらくして場内放送にて続報、ピットまで押して戻るという。

ということは、おそらくは転倒したわけではなさそうだ。

もしここで転倒していたならば、ガレージ・ハラダの8耐はそこで終わってしまう可能性があったので、まずはひと安心といったところだろうか。


これはレース後に知ったことだが、どうやら原因は燃料ポンプのトラブルだったようだ。このトラブルはスタート時からずっと出ていたらしい。

8耐ウィークに入ってからも、転倒しては直しの繰り返しだったガレハラ号だ。元から万全ではなかったであろう。しかし、それでもなお前に進もうとする。

ガレハラに限らず、そういった姿はやはり心を打たれるものだ。


再び復帰したガレハラ号。

しかし、それまでの走りとはやはりどこか違っていた。

コーナーのかなり手前からアクセルを抜き、惰性に近い感じでコーナーを廻って、加速も慎重になっている感じだ。

おそらくは最後までマシンを持たせることに重点を置くことになったのだろう。

いや、もちろんそれまでもそうしてきたのかもしれないが、それが素人が見てもわかるくらいになったということだ。

それはつまり、ガレハラ号が満身創痍の状態であることを意味する・・・。

日は沈みかかっている午後5時過ぎ。

果たしてガレハラ号はこのまま、午後7時30分のゴールを迎えることができるのだろうか・・・?



( 次回へ続く )

スタートから2時間30ほど経過したところで西コースへとむかう。

歩いて各コーナーで観戦しつつ、スプーンまでいくのが俺の8耐での恒例行事。

ダンロップからグランドスタンド横まで続く地下道は完全たるクーリング・ポイント。ホッと一息。


最終コーナーで少し立ち止まり、シケインの立体スタンドへ。

しかしQ2と言われるこの立体スタンドで観戦するのはスプーンから戻った後と決めていたので今回はスルー。

そのQ2スタンドが屋根になるように通路があるここは絶好の休憩ポイント。ちょうど喫煙所がある場所がシケインの真横だったので一服しつつ座りこんで、わずかな隙間からシケインを行くマシンたちを眺めていた。結構快適だったので、そこに30分ほどいただろうか・・・・。


その後はとりあえずヘアピンを目指す。

そらを見上げれば雲もほとんどない青い空。思えば去年はここで雷雨にあいズブ濡れとなっていた。今年は逆に暑さとの戦いだが、やはり暑いからこそ8耐だと感じる。


ヘアピンではいつも、ついつい長い時間そこに居着いてしまう。観戦するにも写真撮るにも適しているからだ。

立ち上がり、新シケインまでの加速・・・。観ていてとても楽しい。以前はヘアピンの立ち上がりでわざわざ毎周ウィリーして立ち上がっていく選手もいたそうだが、去年、今年とそんな風景は見れてない気がするので残念。


そんなこんなで今年ものんびりとヘアピンで観戦。だいぶ体力も温存していたので旗振りも慣行。

そんなことをしてたら、日が落ちてきてしまった。もう午後5時をまわっている・・・!!

これからスプーンまで行っても、またすぐに戻ってこなければならない。暗くなってきたらシケインのスタンドでゆっくり見るつもりだったし・・・。

ということで、今年はスプーンへ行くのは断念して、シケインへと戻ったのだった・・・。



それでは、前回記事同様、再びスタートから2時間30分後に時間を戻そう。

ここからはガレハラ特化観戦記だ。


各チームより1スティントを長めにとったと思われるガレージ・ハラダ。その甲斐あって、一時はスタート順位であった20番手前後まで順位を戻していた。これも耐久ならではの醍醐味。戦術がマシン力のハンデを帳消しにしてしまうことだってある。300kmやそこらではそこまで効果はないかもしれないが、なんといっても8時間耐久だ。ある意味、プライベーターらしい戦い方だなぁ、と感じる。

ライダーが再び苅田選手に戻ったのを見て、俺は西コースへ観戦場所を移そうと移動をはじめた。


トンネルを抜け、観覧車の前あたりを歩いていると、シケインで黄旗が出ているのが見えた。誰かが転倒したらしい。

しばらくして、世界耐久チームの白いマシンが再スタートしてピットへ向かうのが見えた。

しかし、黄旗はそれで解除とはならない。どうやらこちらからは見えないところにもう一台いるようだ。俺が見ているところからは死角になってどのマシンかは見えない。だが、マーシャルが一点に集まって動いているということは、そこに転倒したマシンがあるということに他ならない。


しばらくの後、マーシャルに押され待避させられているマシンがようやく見えた。

ゼッケン58番、ガレハラのマシンだ・・・!!


幸いライディングしていた苅田選手もマーシャルと共に歩いていた。大きな怪我はしていないようだ。

マシンはカウルが破損してしまっているようだが、見た目的にはそこから全く走れないといった感じではなさそうだ。苅田選手もマシンにまたがり再スタートしようとする。


が、なにやらマーシャルと意見が食い違っているのか、なかなか再スタートができない。

そのやり取りを声で聞くことはできなかったが、手振りを見ていて、なんとなくそう感じたのだ。

止まっている場所は最終コーナーの、ちょうど東ショートカットの横あたりだ。

苅田選手としては、そこから直接ピットに戻りたいようだが、マーシャルはどうもピットへ戻らず「ホームストレートへ行け」と言っているみたいな感じに見えた。傷ついたまま1周走ってピットに戻れということになる。

ルールで決まっているのか、それとも安全上の問題なのかはちょっとわからないが・・・。


結局、そんなやりとりが5分ほど続いたろうか。

最終的には苅田選手の言うことにマーシャルがOKを出し、後続が確実にきていないことを確認してショートカットからピットへと戻っていったのだった。

ここからマシンを直してコースに復帰するまでどのくらいの時間がかかるかわからないが、見ているこちらとしては、早く帰ってきてくれと祈ることしかできない。

なんとももどかしい時間であった。


・・・しかし、ガレハラの試練はさらに続くのである・・・・。


( 次回へ続く )

ピットウォークも終わり、あとはスタートを待つのみ。

スタートは東コースで見ようと思い移動開始。

はじめの予定では、1コーナースタンドでスタートを見て、そこからS字→逆バンク→ダンロップと移動するつもりだったのだが・・・。


容赦なく照りつける日差しと暑さにやはり体は思うように前へと進まない。

結局、S字コーナーまで来て「もうここでいいか」とあっさり挫折・・・。


そしてスタートした午前11時30分。

スタート時間前後は持参のカワサキ・フラッグ振り回して応援。

サイティング・ラップやスタート時は、持ってる旗がカワサキのだろうが関係なく全車にむけて振り回していた。頑張ってもらいたいという気持ちにメーカーの壁はない。


スタート後、約30分で逆バンクに移動。

逆バンクは俺のお気に入りアングルがある場所で観てた。

しかし体力はS字での旗振りで消耗状態。まさか旗振りで体力奪われるとは・・・。

なのでここからは体力回復に努めつつおとなしく観戦。


逆バンクでこれまた30分ほど見た後はダンロップへと移動。

ちょうど第一スティントが終わったあたりか。

ここでも上半身裸になって体力回復に努めつつ、おとなしく観戦。

なんせS字からダンロップまでは日陰がほとんどない。

じっとしてても暑さでやられてしまうのだ。

幸い、風がたまに吹いていたのでその瞬間は心地よかった。


さて、ダンロップで観戦していたときに、今年の8耐でいちばん印象に残るパッシング・シーンを見ることとなる。あれは確か、2時間を経過するかしないかというあたりだったろうか。


優勝候補の一角であるTSRは今年も序盤からトラブルに見舞われることとなった。2度のペナルティー・ストップ、その後の転倒・・・。順位は一時42番手まで後退することとなってしまった。

転倒劇から復帰したTSRはここから昨年同様に猛反撃に出ることとなる。

俺が見たそのパッシング・シーンもそのひとつの見所だったのだろう。


前にいたのはゼッケン3番、クラウン警備保障だった。ライダーはおそらく2回目のルーティーンを終えて浜口選手に代わっていたか。ルーティーン直後のアウトラップだったかどうかはちょっとわからない。

ダンロップをベストラインで、アウトからインへ・・・。

そんな中、TSRを駆るジョナサン・レイ選手がインを奪ってあっという間にかわしていったのだ・・・!!

クラウン警備のマシンも相当イン側を走行している時だったので、観ている側からすると正直なところ「ちょっと強引すぎる」ように見えたパッシングシーンだった。

しかし、そこらへんがやっぱり世界で戦う現役ライダーの凄さなのかもしれない。

・・・とはいえ、やっぱりジョナサン・レイ選手は焦っていたのか、その直後にコースオフして再びクラウン警備に抜かれるんだけどね・・・。



さて、話をスタート時に戻そう。


ここからは、俺が応援していたゼッケン58番、RSガレージハラダ姫路に絞った話となる。

なぜ俺がこのチームを応援しているかは、以前からこのブログを読んでもらってる人にはわかってもらえてると思うので詳しい説明は省略。


予選21番手からスタートしたガレハラ。スタートライダーは苅田庄平選手が担当。

第一スティントでは順位は少しずつ落としているようだったが大きなアクシデントはなかった。

事前テストからいろいろな困難があって、8耐ウィークにもそれは続いていて。

いろいろと苦しい中で、それでもこうして戦っている姿を見れること自体がちょっとした感動だったりする。

まだまだ序盤。今ここで多少順位を下げたところでそれほど大きな問題ではないかもしれない。


他のチームと比べると、ガレハラの1スティントは長かったようだ。

苅田選手から原田洋孝選手にライダーチェンジした1度目のルーティーンも遅めだった感じだし、原田選手も他のチームがルーティーンを済ませてる中、頑張って走行を続けていた。

もしかすると、他のチームより1回ピットストップを減らす作戦に出ているのかな、とダンロップで観ながら俺は勝手に予想していたのだが・・・。


順調にきていたガレハラにアクシデントが発生したのは、再び苅田選手にライダーチェンジした第3スティントでのことだった・・・・。



( 次回へ続く )

まず、とにもかくにも・・・くそ暑かった!!

本当に、軽く死ねるくらいの灼熱地獄。

去年のぶんも付け足しますよ、というくらいすさまじい暑さだった・・・。


さて、今年の8耐はピットウォークにも参加せず、ひたすらコースサイドで観戦の予定だったのだが、ある人のご好意でパドックパスを譲っていただける事となり、朝イチのピットウォークに参加することができた。



いってつの適当なMotor Sports ブログ


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朝イチのピットウォークではライダーさんはあまり姿がなかったような気がする。

まあ、この後のウォームアップ走行後に再びピットウォークがあるので、そちらの回ではライダーさんも多く顔を出してくれるだろうと思い、今回はバイクの写真撮ることに。


・・・で、思ったこと・・・・。


キャンギャル邪魔やねん!!


・・・これは決して「キャンギャルはいらない」というわけじゃない。

が、しかし・・・・。


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こんなふうに壁になられると、バイクの写真撮れないんすよ!!

せめてバイクの後ろとか横に配置するとかしてほしいよね。



ピットウォーク後はウォームアップ走行。

ピットウォークに参加したその足で激感エリアへ移動。

ここもパドックパスがあればこそ行ける場所。


それにしても暑い。

まだ午前9時にもなっていないというのに・・・。

ちょっと歩くだけで体力を大幅に消耗する。

俺が歳取ったというのも一因なんだろうけど・・・・。


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走行写真撮るのが約1年ぶり。

確実に腕は落ちてた・・・(笑)

そもそも金銭難で今まで使ってたカメラも売ってしまってて、8耐のために、オークションで2000円という破格の値段で手に入れた、5,6年落ちのショボコンデジだしね・・・。



フリー走行後は再びピットウォークだったのだが・・・。

実は激感エリアから戻ってきたときは既に暑さでやられており、日陰で座り込んでいた。

そのため、10分も参加できず、当然写真も撮ることはほとんどなかったのだった・・・。



(次回へ続く)



昨日は計測予選だった鈴鹿8耐。

今日はサポートレース(?)の4時間耐久レースに

8耐の上位20番のグリット順を決めるスーパーポールが行われる。


4時間耐久レースは地方選手権扱いだけど、8耐に負けず面白いレースが展開される。

俺がはじめて8耐観戦した年の07年4耐では、最終周のシケインで1、2位が接触転倒なんてこともあって印象に残ってる。 


スーパーポールは去年までのトップ10トライアルに変わって行われる予選だ。

この方式はスーパーバイクでもお馴染み。

個人的にはトップ10トライアルのほうが華があって好きなんだけど、8耐はれっきとした世界耐久選手権の1戦であり、それに習った変更という話をtwitterで誰かが言ってて、それが本当なら仕方ない変更かな、という感じだ。


コースでの走行が終わった後、夜には前夜祭もあり、日曜の決勝にむけて気分が高まってくる。

・・・そんな時間を今年はサーキットで過ごせないのが残念だ。




さて、昨日の8耐計測予選は概ね予想通りという感じか

TSR、ヨシムラ、コハラ、ハルクが2分08秒台。

セカンドグループにサクライ、ハニービー、プロトなど、全日本JSBの有力どころが続く形。

とはいえ、計測予選は上位20台に入ることが目的。

トップ、セカンドといったグループ的には転倒でもない限り大きな変動はないと思うが、グループ内での順位は変わる可能性は高い。


スーパーポールは計測予選とは違い、すべてのセッションをひとりのライダーが走ることになっており、当然だが各チームともタイムがいいライダーを持ってくるに違いない。

耐久レースなのにスプリントレースの予選方式なので、正直なところ土曜日に8耐気分を味わうという点ではやはり淋しく感じるのだが・・・。




鈴鹿は今日もどうやら灼熱となりそうな天気予報だ。

鈴鹿に行かれている皆様はくれぐれも熱中症、脱水症状に気をつけて土曜日を楽しんでほしい。