eToオクラホマミキサー!!

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いったんぶeToの日記

Amebaでブログを始めよう!
いつもグッとくるのはキャッチーな中に特有の香りやダサさがあるもの
そこに愛着がもてるんだ。
どうも昔の曲ばかり聴いてしまう。。

































普段生活してて想像力をかきててる瞬間がある

外出

むかーし
武田鉄矢が歌詞が閃かないときは
とにかく散歩すると言ってた

宮本浩次も散歩をよくするみたい


季節の変わり目の外の匂いに
喜びをかんじるようになったのは
過去の記憶の欠片を幻視してるようで
齡を重ねたなあ



最近匂いに対する気持ちに盛り上がりがあり

試しにアロマを始めてみた



やったことはないが
匂いで曲はかなり描けるはず

というのも
僕は脳内映像から
サウンドトラックを作る

これが基本なので

匂いというのはかなり
リアリティのある
映像になりえる


なにごともやってみなくてはわからないが

あまりインプットをいじると
生まれる作品にフィルターが発生する可能性がある


これは実験だ



最近知った言葉オートマティズム
ずっと抱いてたこの感覚を言葉にしてる人がいて感動した

美術用語らしい

勉強と思うと楽しくないけど。。


全ては言葉に変換されているのか


どっちを取るか

どっちも取るか



ところで逆に曲から匂いを作る実験をしてみるのも
楽しい気がしてきた。


ゴジラを観た!


というのも去年公開された海外版ゴジラを観たので、オリジナルも観てみるかと軽い気持ちだった。
僕は完全に平成ゴジラ世代でVSキングギドラをテレビで観てから、デストロイアまでは映画館に観に行った。
何故か ウルトラマン、仮面ライダー、戦隊モノはほぼ興味がなく ゴジラ一直線。

過去の作品も、地球最大、モスラvs、キングコング、怪獣総進撃、オール怪獣、ヘドラ、ガイガン、平成ゴジラ、ビオランテ
を確か観たはずだ。

今思い返すとかなり観ててびっくりする。笑


ゴジラ第一作目を観てなかったのは子供ながらに、
白黒に抵抗感があったのと、ゴジラしか出てこないこと、
ほんと子供らしい考えで、まったく観たことがなかった。


まさかこの歳になって観るとは。

しかし それは 正しい選択で

大人にならないと、この一作目ゴジラのメッセージはまずわからない。

もし子供の時に観ても怖さと緊張感に つまらなさを覚えそうだ。

この作品は 怪獣の話じゃなく
人間の話だった。

ある程度知識を踏まえて観たので、この映画のメッセージが痛くて痛くてたまらない。



ゴジラは1954年、まだ戦争の記憶が色濃く残る時代の作品。
水爆実験により目覚めた怪獣が日本を襲う。
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この映画は色んな思想が交差する。

核により目覚めた 怪獣 が
唯一核を落とされた国を襲い
核に匹敵する発明により倒される。
ゴジラの身体は、まるでケロイドのような肌。
サイレンの中響く足音は、空襲の中に響く爆弾の音。
敗戦からまもない中、浮かれる若者に対する英霊達の怒りの集合体。
ラストはまるで特攻隊のように爆弾を抱えてゴジラに向かう。


前半は圧倒的なゴジラに対する恐怖を見せつけられる。
特別で、神聖なる生物。
そこに、放射能が関わってくるあたりから、一気にリアリティが増す。

ガイガーカウンターという言葉が出てくる
これはまさに今の時代に生きていれば、必ず聞いたことがある言葉。
日本はずっと放射能に悩まされてる国なんだと、改めてここで考えさせられた。


ゴジラが破壊した後の街の映像はまさにヒロシマであり。
街を襲うシーンでは、逃げ遅れた母と子供が 「もうすぐお父ちゃんの所に行くのよ」と呼びかけ
ガイガーカウンターで子供が放射能を測定され
病院では目の前で母を亡くした子供が泣き叫ぶ



ああ、これは戦争じゃないか。



60年経った平和な今でさえ、この痛みを感じるのだから

公開当時の観客はとても他人事とは思えなかっただろう。あの時の記憶が蘇るように。


後半から涙が出そうになった。

それは日本という国の運命とは、いったい何なんだろうと。

この映画では、
日本の科学者がついに水爆(=オキシジェン・デストロイヤー)を完成させてしまった。

核に苦しめられた日本が核を作ってしまい、それを使わざるをえない状況に陥っているのだ。


そこにキャスト三人の苦悩が絡みあう。

まさかここまで社会性があるとは思わなかったし、
僕の中でゴジラという怪獣は 象徴 であると理解した。


さすがに この一作目を越えるゴジラ作品は二度と出てこないだろう。
もし出てくるとしたら、それは戦争のように大きな不幸が起こるという事じゃないか。

ラストの芹沢博士の 「幸福に暮らせよ」と山根博士の言葉は
人類の将来に向けた反戦のメッセージじゃないかな。