電池レス電源回路(2) | 矢田 裕一のブログ

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好きな京都のこと、模型のことを綴っていきたいと思います

 

前回に引き続き電池レス電源回路の検証を行っています

 

今回は前回作成した回路の後段に

スイッチサイエンスさんの可変型DC-DCコンバーターモジュールTPS61020を接続します

 

このモジュールは入力電圧1.8~5Vの範囲で 入力電圧が3Vであれば

最大600mAで動作が可能です

今回は最大入力電圧4V付近 出力5Vなので仕様上は動作する事にはなっています

 

実際に接続してみました

少しというかかなり解りずらいですが右下にコンバータモジュールを取付けて

電圧測定の為、出力端子に手元にある620Ωの抵抗を取付けて測定しました

 

その結果、5V出力している事を確認できました

 

最後に太陽電池を取り外した状態で定格5V 0.4AのFANを取付けて

動作確認を行いました

数分間レベルですがFANが電池を使用せずに回転する事を確認できました

 

 

この後、少し落ちがありコンバータモジュールを接続したまま

曇り空の状態で2~3時間放置しているとコンデンサの電気容量が減り

動作しなくなる事象が発生しました

 

実際製品化をする場合、負荷とコンデンサ容量、太陽電池の出力電流並びに

電源制御回路を勘案して出来る限りコンデンサの電気を効率良く使用する事を

考えた方が良いかも知れません

 

次はマイコンを接続してLED点灯等の簡単な動作が出来るかどうか

試してみたいと思います