先日授業参観があったので、
徒歩20分かけて行ってきました。
私の家は山の上にあるのですが
学校は山の下にあるんです・・
そのため、行きはまだマシですが、
帰りはかなりキツイんですよね
とはいえ「車禁止」と言われている以上
歩いて行く以外の選択肢はないんですよ
しかも授業参観の日は夏日だった為
汗対策をしっかりしてから出かけた私。
無事に学校につき、参観を終えると
時刻は既に10時半を過ぎていました。
行きもかなりの暑さだったのに、
帰りはどうなってしまうんだろう・・
なんて考えながら歩き続けたものの
流石に疲れて木陰で一休みをした私。
まだ後半分以上歩かなきゃ・・・
でも無理しないように・・
なんてことを考えていた時でした。
一台の車が近付いてきたかと思うと
私の側でピタッと止まったのです
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私は誕生日や車のナンバーのような
4桁の数字を覚えることが得意です
しかしこの日私に近づいた車の
車種とナンバーに覚えがなかった為
一体どうしたんだろう・・
知り合いと間違えたのかなぁ・・
なんて思いながら目を向けると、
車の窓が開き、中からママさんが
息子君ママだよね!?
うち車だから乗って乗って!!
と言ってくれたのです( ゚Д゚)
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このママさんと私は面識はあるものの
子供同士が同じクラスになったことは
これまで一度もありませんでした・・。
よって「顔見知りのママ」程度の
お付き合いだった・・と思うんです。
だからいつもの私だったら
ありがとう、大丈夫だよ!
と言っていたのですが・・この日は暑く
私は既にグロッキー状態だった事もあり
ママ友の厚意を素直に受け取りました
車の中でママ友から
なんとなく息子君ママだって思って
近付いたらやっぱりそうだったから、
スルーできなくて声をかけちゃった
と言ってもらえたんです。
この時は平静を装って
本当にありがとう!とても助かった
とお礼の気持ちを伝えたのですが
心の中は大パニック状態でした
だって私なら絶対に声をかけない。
相手は倒れているわけでもなくて
ケガをしているわけでもないし・・
その上、関係性が希薄な人ならば、
私なら声をかける勇気はでません。
でもこのママさんはそういった思考を
全て吹っ飛ばして声をかけてくれて、
私を助けようと思ってくれたんだよな。
そう思うと相手のママさんには
ただただ感謝をするのみでした・・
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あぁいうひと、いいなぁ。
押し付けがましくない空気感で
さらっと相手を助けることができて
その上押し付けがましさがない・・
自分は重油並みにドロドロしていて
相手の顔色を見ながら提案をするし
拒絶されると分かりやすくへこむから。
だからあぁいう軽やかな雰囲気って
凄く憧れるなぁ・・と思っています
彼女の親切がとても嬉しかったので
忘れないようにここに記録しておきます。