もう本当に嫌だ
離婚したいくらいだよ
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以下Aママさん、Aパパさんとします。
Aママと私は保育園時代からの付き合いで
年少組の時は一緒に役員をやっていました。
カラっと明るくサバサナしたAママと
やることはきっちりこなすAパパさん。
子供同士の学年が同じだったことや
同じ小学校に通うという共通点があり、
私たちはすぐに仲良くなりました
Aママさんのサバサバした話方が好きで
Aパパさんの落ち着いた雰囲気が好きで
良い方と巡り会えたと思っていました。
しかし昨年頃からでしょうか。
Aママさんについての良くない噂が
私の耳にも入るようになったのです。
根も葉もない噂話だったとしても、
Aママのイメージとかけ離れていた為、
なんとなく気になってしまった私
少し迷ったものの、お節介上等で
ラインをすることにしました・・。
しかし返事は全くこなかった為、
私は自分の安直な行動を恥じつつ
これ以上のことは控えよう
と決めたのです・・・。
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その後A夫婦と学校で会いましたが、
お互いこの話題に触れることはなく、
小学一年生が終了しました・・・。
そして二年生になった現在、
愚痴のラインが届くようになりました。
送信主はもちろんAママ。
内容は愚痴がメインなのですが、
時々お子さんの自慢もあったので
愚痴には適当な相槌を打ち
自慢は大げさに同調する
ということを繰り返していました。
そんなことをしていた矢先、
偶然スーパーでAママ&子に会い
挨拶をするや否や腕をつかまれた私。
とっさのことに困惑していると、
冒頭の言葉をAママが言ったのです。
・・AママとAパパの間に何かがあり、
追い詰められていることは明白でした。
しかし安易に子供の前で
離婚
と口にするのはよくないと感じた私は
お仕事疲れているの?大丈夫?
話題を強引に変えてしまいました
するとAママは仕事の話をし始めた為
話題が変わったことに安堵した私は
相槌を打ちながら場をやり過ごしました。
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A夫妻の間でなにがあったのかは、
噂以上のことは今でも分かりません。
でも、ママ友以上ではない私が、
A夫婦にできることはないのでしょう。
そう思うほどに私の腕を掴んでいる
Aママの目は尋常ではありませんでした。
しかしAママの発言をたしなめたり、
もっともらしいことを言う権利は、
「ただのママ友」の私にはありません。
こういうことを相談しあえないと、
深い関係にはなれないのだとしたら、
私には一生ママ友はできないのかもな。
ママ友って難しい。