まだまだ埋もれさせたくない藤子不二雄A作品ベスト5!! | 昭和こどもの生き残り。

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 一貫して少年漫画を描き続けていた藤子・F・不二雄先生と違い、藤子不二雄A先生は若いころは少年漫画を、それ以降は青年漫画や大人漫画を描かれていました。

 が、完全な全集は刊行されていないので埋もれたままになっている作品が多く存在します。

 

 今回はそんな作品の中から、私が個人的に好きな作品をご紹介拍手

 

 

 

第5位 マボロシ変太夫

 

 ジャンル的には、オバケのQ太郎やドラえもんのように、日常の中に非日常が入り込んできて・・・というものなんですが、表紙を見てもらえば分かるように、主人公の見た目からしてかなりイカれてます(笑)。

 

 実際には、日常の家族が非日常の世界(マボロ市)に迷い込んで、そこで生活する様子が描かれているのですが、何がどう面白いと説明が出来ないくらいの、勢いで突っ走る作品です。頭で考えていてはいけません、心で感じて下さいニヒヒ

 

 後年、児童マンガにリメイク(?)され、NHKでアニメ化もされました笑い泣き

 こちらはNHKで放送できるくらい、健全なドラえもん系作品となっております照れ

 

 

 

 

 

第4位 オヤジ坊太郎

 

 こちらの作品は、変身系日常マンガとでもいいますか。

 主人公は表紙のオヤジのような男の子なのですが、残った1本だけの髪の毛を引っ張ると、身長が伸び、髪もフサフサで超大金持ちの紳士になってしまうという。

 子供同士で限界がある場面で変身し、お金の力でこっそり解決していくという、ある種、子供の願望達成マンガですね。見てて羨ましくなります。

 

 この作品は当時はそこそこ人気だったようで、続編?リニューアル?も描かれています。

 

 似たような変身系日常作品としては他にも、『無名くん』、『ミス・ドラキュラ』などがあります。

 

 どちらも大人向け漫画で、それぞれ表紙の冴えない姿から煌びやかな姿になって正反対の生活、評価を受けるという作品です。

 大人向けまんがなのでサラッと話が進み、軽く読める作品です。

 

 

 

 

 

第3位 黒ベエ

 

 笑ゥせぇるすまん+魔太郎がくる‼÷2にしたような作品です。

 

 自分に起こった災難に徹底的に復讐をしたり、くすぶっている人の後押しをして人生を翻弄させるブラック・ユーモア作品です。

 魔太郎がくる‼より、読後がスッキリしてて好きですね。元気な時にはオススメしませんニヒヒ

 

 

 

 

 

第2位 憂夢

 

 様々な悩みや夢を持つお客様に、その人に合った、その人の為だけのビデオを貸し出すレンタルビデオ屋さんのお話です。

 内容的には笑ゥせぇるすまんと同じなのですが、貸し出されたビデオを見て、どう感じ、どう行動するかは借りた人しだいなので、その辺が笑ゥせぇるすまんよりリアルで刺さります。

 実写ドラマ化しても面白いと思うんだけどなぁ。

 

 

 

 

 

第1位 フータくん

 

 主人公のフータくんが、「なんでも屋」をしながら無銭旅行を続け、100万円を貯めるというギャグ漫画です。

 F先生の上品なナンセンスギャグと違い、赤塚不二夫先生のような力業のギャグで笑わされてしまいます。

 

 

 毎回話の終わりにその回の収支報告があるというのも面白かったですね。

 

 

 100万円を貯めた後は日本一周をする”日本の旅編”、会社を設立する”ナンデモ会社編”と続くのですが、この作品、単行本未収録作品が多く、”ナンデモ会社編”にいたっては一切単行本化されていません真顔

 

 そろそろ、藤子不二雄A大全集、どうでしょうかねぇ。

 

 

 

 何か気になる作品はありましたでしょうか?

 今からこれらの単行本を探すのはかなり難易度が高くなりますし、電子書籍化されている作品もありますので、気になる方はそちらで探してみて下さいね照れ