前回からの続きです。
手術1か月前になったので術前検査のため病院へ。
2度目ともなれば慣れたもんです。
そして今回も前回同様おっさんばっかり!
女子どこ~?みんな女性専用外来ある所行ってはるん?
術前検査は「血液検査とか」って先生にも看護師さんにも言われてたけど
「とか」って何?と思いながら待つ。
程なくして呼ばれ、検査の前にまず着替えてくださいと検査着を渡される。
「えっ?着替え?!」
心の中で思った事が無意識に声に出ちゃうお年頃。おばちゃんあるある。
術前検査は尿検査・血液検査・胸部と腹部のレントゲン・心電図でした。
あとは書類をいろいろ貰ったり、持ち物・入院の説明などなど。
「最後に院長の診察がありますので待合でお待ちください」
診察って?恐怖の肛門ぐりんぐりんをまたするのか…。一気に憂鬱。
待合で待機中、その時たまたま会計窓口にほど近い所に座っていたんですが、
聞くともなく会計する声が聞こえてくるんです。○万円です、とか10万以上の人とか。
え~高い~、とそちらは見ずに心の中で思ってたらそこでハッ!っと気付く。
これはもしや入院していた人では?!入院手術で高額なのでは?!
そう思い見てみると皆さん大きい荷物を持っとるわけですよ。
入院していた人がちょうど退院してくる時間帯だったんです。
おっさんばっかりやないか!!
そういう私は誰が見ても立派なおばはんですが。
それは棚の一番上の手の届かん所にあげといて。あげさしてもろといて。
ホンマに女子どこー???
そんなこんなで呼ばれる。
前回の診察は別の先生だったので院長先生とは初対面。
手術する人は必ず院長の診察を受けるシステムなようです、ここの病院は。
先ほど撮ったレントゲン写真を見て、異常なし予定通り手術可とお墨付きを頂く。
「じゃあちょっと診てみましょう~、ベッドに横になって~」と。
やっぱり診察するのか!恐怖のぐりんぐりん!!再び!!!
一度目のぐりんぐりん日記
最初は指でさわさわ~っと。
その際に出ているおぢさん(内痔核)を「入れとくね~」と押し込んでくれる。
すいません、ありがとうございます。お手数おかけします。
次ね、指ね。あれ?何だか前より痛くない。
次ね、肛門鏡ね。いよいよね。ぐりんぐりんね。
あぁその前にお尻をぐーっと突き出すんよね?そうやったね前回は…と思ってる間に挿入。
お尻突き出さんで良いの?最初から良い姿勢だった?
漏らしませんように。漏らしませんように。漏らしませんように。
あら?これも前より痛くない。全く何も感じない、という訳ではないけだいぶ楽。
こちらのお尻の状態の問題?慣れた?
それとも神の手の持ち主なのか? ゴッドハンド?
診察後は図に書きつつ先生のお話。
内痔核は切って縫う、切って縫う、切って縫う。
切って縫う×3。
外痔核も取ります。全部取りますからね。
外痔核?
今、外痔核と仰いましたか?初耳なんですけど!外痔核もあるんですか?!
前回の診察から今日までの間に出来たん?!
これから手術に向けてできるだけおぢさん(痔)を小さくするために
出血の有無に関わらず毎日寝る前に1回は必ず注入軟膏を使うように。
そういう意味で、毎日使うので、多めにお薬出しときます。
毎日寝る前に必ず1回。凄く大事な事な様で2~3回繰り返し言われる。
「外痔核…外痔核…外痔核?」と思いながら診察室を出る。
外痔核の事で頭がいっぱいで痔ろうについては何も言われなかったことに気付き、
退出3秒後に再度入室。
「あのぉ~前回の診察の時痔ろうもあるって言われたんですけど…」
「言うの忘れてたけど、痔ろうもちゃんと取りますから。全部取りますから。
痔ろうは単純だからね~複雑じゃないって意味ね!」
手術承諾書の「痔ろう」のところにも○つけて頂く。しかも二重丸◎
何ぁんだ…やっぱり痔ろうもあるのか~。奇跡的に治ったとか消滅した訳じゃなかった。
内痔核×3+外痔核×1(?)+痔ろう×1
今日は外痔核もあるという事と単純痔瘻だという事が分かった。
説明の時に描いてくれた肛門図、手術承諾書の裏だった。
コレ署名して病院に提出するやつ~。


