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正直「コイズミ」という21世紀初頭を代表する政治家(今のところそうだろう)の後釜であるので、運営は大変なもんだろう。今までは自民党内の派閥を基にした擬似政権交代だったので、人材というか実力者?が多かったのだが、小泉首相がつぶしまくったもんだから存在感のある政治家が不足してるというのが雑感。もちろん存在感がある事が優れた政治家であるという事ではなくて、「選挙戦の盛り上がりに焦点を当てた場合」ではあるけれども。
さてこのコイズミ時代であるが、これから国内政治(もちろん国際政治も)を研究する者にとってはなかなか興味深い研究対象になると思う。角福戦争の延長戦である経世会との対決や、きな臭い人たち(鈴木宗男、野中広務)との対決、中韓との対立そして、史上まれに見るアメリカとの友好関係、異例の長期政権、国民向けの毎日の記者会見と数えればきりがない。
このコイズミの政治がどう評価されるかは、後の研究者や歴史家に任せる他ない。その時点ではコイズミ時代を最大限支えたのは私たち国民だったのだから。
王子製紙・野村證券・バークレイズGI(推定)連合 V.S. 北越製紙・三菱商事・クレディスイス・(日本製紙・モルガンスタンレー?)
という構造になっています。このTOB合戦に組しているのが日本勢では野村だけというのはやや寂しいものを感じますが、これでも過去のことを考えると大進歩なのでしょう。日本製紙の株取得は記者会見でも述べられている通り、王子に対する妨害という理由であり、北越と今後の提携を見越したものではなさそうです。結局独立自治を掲げる北越製紙は業界1、2位に翻弄されております。北越製紙は王子、日本製紙ともに合併の歴史でもあったが、それが上手くいかなかった(つまりまた吸収しても失敗するのではないか?)ではないかと反論しています。確かに北越側の雇用に関する懸念などは十分考慮されるべき問題だとは思いますが、今後北越製紙がTOB合戦の後に生き残ること、独立自治の維持ができるかと言われるとそれは厳しいのではないかと思います。どちらに転ぶにせよ日本の製紙業界の再編成の動きはもはや止めることの出来ないまでに激しいものになってしまっているように思います。ちなみに私はこの論理にあまり与しませんが、「国際競争に破れた中小は雇用を維持できなくなり、独立の大儀を失いかねない」と言う人もいるようです。
昨今において株主資本主義や株主第一主義などと批判されることの多い問題になりますが、確かに行き過ぎた株主至上主義には問題があります。しかし、原則を見誤ってはならないと思います。例えば、少ないながらも余剰資金を株式に直接投資しているサラリーマンや機関投資家にゆだねる形の投資信託、投資ファンドに間接投資している方々が数多くいらっしゃると思いますが、その個人、機関投資家たちはある程度のリスクを負って北越製紙に投資しているのですから、北越製紙はその株主の利益を最大化する政策をする必要があるのです。今回の王子製紙の合併話は北越製紙のキャッシュフローや、固定資産を目当てにしたものではありませんし、合併によるメリットと展望をしっかり提示し、発表時の30%以上の株価でのTOBを発表しました。そしてその価格は合併による数年後の利益、メリットを見越したものであることもあわせて提示しています。
それに対し、三菱商事の第三者割り当ては慣例どうり発表時よりも低い株価での買い取りとなっています。このまま第三者割り当てを実行すると、三菱商事は現在跳ね上がった株価と607円の買取価格の差額を丸々得ることになります。これは極めてアンフェアなことであり、株主代表訴訟はさけられないものとなります。現行では北越製紙の経営者は王子製紙の提示する一株860円以上の価値を持った経営計画を早急に提示しなければ、完全な保身のための第三者割り当てということになってしまいます。
経営者という事、役員手当てを貰っている事の意味をよく考えていただきたいものです。経営者は従業員とはことなる責任を負っているのです。役員の椅子はそんなに軽いものではないのです。
あのカンバン方式で有名なトヨタがリコールラッシュです。聞くところによれば随分昔からのもあるようです。乾いた雑巾を絞るようなコスト削減で有名な同社ですが、それが品質に影響を及ぼしたのでしょうか?
確かに部品の共通化や下請けの選抜はコスト削減に有効なコスト推進要因ですが、これによる信頼の損失は削ったコストよりも大きくなる可能性を内包しうるというのもまた事実。要はバランスが重要なのですが。
業界2位同士の統合みたいです。正確にはATIはチップセット部門とGPU部門でシェアが異なるのでそこはご勘弁を。ただ、市場の反応は冷ややかなもので、AMDの株価はついに20ドル割れ。現在17.39ドル。ATIは窓を開ける展開となっております。むしろライバルのnvidiaのほうはINTELに吸収されるのではないかという思惑から値動きの荒い展開となっております。
某証券アナリストが指摘するように「AMDのATI買収は今後直ちに収益に結びつくものではなく、むしろnforceシリーズでAMDプラットフォームに多大な貢献をしているnvidiaをいたずらに刺激してしまうのでないか」という懸念も理解できるわけです。
現在のPCプラットフォームがオープンモジュール型ビジネスである限り、協力会社との友好的関係はあまりに重要な戦略要因です。
かつての3Dfxも優れた技術を持ちながら経営戦略の失敗により流通部分で、他のパートナーの信頼を損ない、時代に乗り遅れてしまったという過去があります。
最近では星野金属工業という昔人気のPCケースをつくっている会社が倒産しましたが、これもまた、ずさんな経営方針により、流通業界のパートナーからの信頼を失った一例です。
これからAMDはnvidiaとのパートナーシップをどうしていくのかは非常には興味深いです。
ちなみに私はAMDのCPU+nvidiaのGPU環境です。