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IT'S TIME!!!

主にUFCの事書いてます。

ニュー・バルボーザ×破竹の勢いジョンソン


バルボーザとジョンソンによるブラックストライカー対決。バルボーザはグリーンに勝利しライト級6位まで上り詰めている。UFC戦績11勝9勝2敗。対するジョンソンは同級12位でギラードとの黒人パンチャー対決を制し、UFC戦績を11戦7勝4敗としている。両者が今後ライト級上位陣に絡んでいくために落とせない一戦になる。

距離を制する者が試合を制する



パンチとキックではリーチのあるキックの方が有利に思える。しかしそれは中間距離と仮定した場合だ。近距離では回転の速いパンチが圧倒的有利になる。単純に考えれば中間距離で戦いたいバルボーザと、近距離で戦いたいジョンソンという図式になる。

バルボーザはリーチのある打撃で主導権を握り、勝負所で大技使いフィニッシュしたい。ジョンソンに対して中間距離を常に維持し続けれるかが生命線になる。カスティーリョ戦でガードの脆さを露呈してしまっただけに要注意だ。

最近のジョンソンは評価を高めている。ローゾンにアップセットで勝利し、あのタフなチバウをワンパンでKOし、ギラードに勝利し勢いに乗りつつある。当然ジョンソンとしては、蹴りの餌食にならない近距離のボクシングで試合を作っていきたい。一気に距離を詰めてのフック連打を混ぜていけば十分顎の弱いバルボーザをKOする事が出来るはずだ。

最高のバルボーザを見せることが出来るか。ジョンソンのアップセットか。ライト級注目のストライカー対決を見逃すな。
執念の一本勝ち ベンヘン、ザッチからRNCで連敗脱出

ウェルター級ワンマッチ 5分5R
○ベンソン・ヘンダーソン(米国)
(4R 3分58秒/リアネイキドチョーク)
×ブランドン・ザッチ(米国)



やはり一回りデカいザッチ、そして上背でだいぶ劣るベンヘン。1R蹴りでプレッシャーを掛けるザッチに対してベンヘンは金網を背にサークルしながらフック、ロー、ボディブローを放つ。伝家の宝刀ミドルキックでベンヘンを金網際までぶっ飛ばすザッチ、多彩な打撃で攻めるベンヘン。有効打でザッチ、手数でベンヘンか。2R緊張感のある打撃戦からコンビネーションでベンヘンを追い込み大外狩りで倒すザッチ。さらには足払いでも倒し2Rを完全奪取。3Rベンヘンのジャブ連打をマイク・タイソンの様なウィービングで躱すザッチ。ベンヘンはザッチのパンチに合わせてタックルで組み付きテイクダウンし遂にグラウンドゲームへ突入。速攻バックを奪い余裕のベンヘン。ザッチは脱出出来ない。そしてベンヘンの腕十字を躱し3R終了。4R、ザッチは初の4Rでスタミナは落ちてる模様。ここにきてボディブローの効果が出てきた様だ。次第にスタンドでもベンヘンペースになっていく。再びザッチのジャブに合わせてビューティフルテイクダウン。あっという間にサイドからバックを奪う。やはり寝技では柔術黒帯のベンヘンが一枚上手で、赤子のようにザッチをコントロールする。そして遂にザッチの首を狩る事に成功。ザッチは堪らずタップ。初のウェルター級でしかも超期待のザッチから一本勝ちし、ベンヘンの強さを改めて証明してみせた。試合後になんとロリマクの名前を挙げたベンヘン。さすがにそれは無茶では?試合前は今後ウェルター級で戦わないと言っていた記憶があるが、果たしてどうなるのか。「怖いのは負ける事ではなく、挑戦を受けない事だ」という素晴らしい名言を残しオクタゴンを後にした。


進化するホロウェイ、バリエーション豊富な打撃でミラーを圧倒

フェザー級ワンマッチ 5分3R
○マックス・ホロウェイ(米国)
(判定:3-0/29-28、29-28、30-27)
×コール・ミラー(米国)




13位のホロウェイとノーランカーでベテランのミラー。1Rホロウェイの強烈なボディキックをミラーの腹に突き刺す。打撃で押されるミラーは金網際で引き込み、起死回生の足関節に打って出る。それをホロウェイは冷静に対処、さらにサンボ式の足関節もブロックしブザー。2R勢いづくホロウェイに、流れを変えたいミラーは奇襲足関節で挑むも、これまたシャットアウトされる。途中ヘッドバットもありミラーは苦悶の表情で2Rを終えた。3Rも止まらないホロウェイは、ミラーの防波堤を突破しフィニッシュへ向け怒涛の打撃をミラーに叩き込む。スピニングバックフィストなど回転系も混ぜて余裕の完勝。試合後スワンソン戦が決まったホロウェイ。さすがにスワンソンは危険では?しかし楽しみな一戦になりそうだ。

絞首刑執行 マグニー、国本をパウンドからRNC葬で6連勝

ウェルター級ワンマッチ 5分3R
○ニール・マグニー(米国)
(3R 1分22秒/リアネイキドチョーク)
×国本 起一(日本)




マグニーはUFC5連勝中でヒョロヒョロでリーチの長い姿は、はじめの一歩の間柴を彷彿とさせる。国本は微妙な判定ながらもUFCウェルター級戦で3連勝中で絶好調。1Rはマグニーがシャープな打撃で国本を追い詰める。国本は組みでも優位に立てない。2R打開策を見出したい国本はテイクダウンに成功するも立たれる。そこに容赦なく襲い掛かるマグニーの打撃。そしてテイクダウン奪取、バックからのパウンド連打。3Rはマグニーの独壇場で打撃からテイクダウンを奪いパウンドを落としつつ速攻RNCで国本からタップを奪った。今後ランク入りしそうな6連勝中マグニーから目を離せない。

オワコン対決? 元UFC王者×元EliteXC王者



ヘビー級13位で4連敗中のミアと、同級8位で2年間勝ち星のないシウバがメイン。これがメインで大丈夫か?と思わせるが、かつてヘビー級トップコンテンダーだった両者。さてこの崖っぷち対決を制して這い上がるのはどっちか。


元UFCヘビー級王者ミア。バイク事故で戦線離脱後は暫定のベルトも巻いたが、新世代の力に敗れ現在4連敗中。さすがにこれで負けたらリリースだろう。やはりミアはグラウンドで勝機を見出したい。シウバはトップからは強烈なパウンドを降らしてくるが、ボトムからは強烈な武器を持っていない。ヴェラスケスがやった様にシウバに対してトップキープする事が出来れば勝率は上がる。逆にミアがボトムになるのは、例え下からの腕十字があろうと危うい。

ランキングは8位なもののUFC6戦2勝3敗1NCのシウバ。アリスターとの人外対決をKOで制するも、ヴェラスケスに2度敗れ、ハントとの激闘もノーコンテストに、帰ってきたアルロフスキーに葬られた。ミアに対してスタンドで削り、テイクダウンからパウンド爆撃で攻めたい。ヒョードル戦での強いアントニオ・シウバをお披露目出来れば試合はあっさり終わりそうだ。

メインにしては緊張感の緩いヘビー級ランカーマッチとなっている。

大型新人ザッチの相手は、スクランブル出場ベンヘン


ブラウンvsヘンドリックスがUFC185へスライドされた為、ザッチvsトンプソンがメインに昇格した。さらにトンプソンの負傷欠場で代役ベンヘンがスクランブル出場することに至った。ザッチは初めてのUFCランカーとの対戦で、ベンヘンは初のウェルター級での試合になる注目の一戦。ザッチはUFC戦績2戦2勝ながら、パウロ・チアゴを圧倒した実力の持ち主。勝った試合全てフィニッシュしているフィニッシャーだ。対してベンヘンはUFCライト級王者ながら目下2連敗中という崖っぷちの状態だ。だがセラーニ戦はベンヘンの勝ちだったという声も多かった。決してベンヘンが下降気味という訳ではない。

まずザッチ視点で考えれば、ベンヘンの中間距離から放たれるローにアンテナを張らなければならない。ベンヘンはローでペースを掴んでくるので、カットしたい。そして組みを完全にシャットアウトする。リーチ&フィジカルで優る為ペースさえ奪われなければ、ザッチの独壇場の可能性もあり得る。ザッチはひたすら前へ出続け近距離で主導権を握りたい。クリンチからのパンチ、そしてチアゴをKOした膝が有効になってくる。ザッチの膝が鳩尾に入れば誰も立つ事は出来ない。

一方ベンヘンは、レスリング+柔術のオールラウンダー。中間距離からのロー、近距離のラフファイト&組みからの削りを黄金パターンとしているベンヘン。ハマれば強いが、最近はうまくその展開に持っていけない様だ。この試合ではインとアウトを繰り返して、ヒット&アウェイを狙いたい。要はセラーニⅢ戦の様な展開だ。手数で圧倒してポイントを稼ぎたい所。中間距離はザッチのフィールドなので、離れる時は一気に距離を取らなければいけない。もしスタンドで遅れを取ればグラウンドで勝機を見出す事になりそうだ。ザッチのグラウンドは未知の部分が多いがリアネイキドチョークで勝利が多い為侮らないほうが無難。

ザッチは大物食いなるか、ベンヘンは大型新人に勝利し復活をアピールできるか。注目のウェルター級戦。

UFC183はメインとセミが塩試合だったので記事書くの止めようと思ったのですが結局書きました。簡潔ですが、よかったらどうぞご覧ください。

スパイダー×暴力柔術 凡戦で終わる 

ミドル級ワンマッチ 5分5R
○アンデウソン・シウバ(ブラジル)
(判定:3-0/49-46、50-45、50-45)
×ニック・ディアス(米国)



しょっぱい試合だった。まるでエキシビジョン並の温い試合だった。毒蜘蛛は復活したようだが全盛期の動きとは程遠く殺気がない。果たして今のシウバがミドル級トップランカーと渡り合えるのだろうか。試合の見所は、ディアスが昼寝する所ぐらいか。あとはただのスパーリングだ。シウバは現役を続けるのなら茨の道になる。MMAの進化のスピードは凄まじく、彼が休養している間にミドル級トップファイターは大化けしているのだから。そして負けたディアスに関しては、強くて悪い暴力柔術が帰って来ることを祈るだけだ。

ウッドリー爆発せずも無敗のガステラムに判定勝ち


キャッチウェイト(180ポンド) 5分3R
○タイロン・ウッドリー(米国)
(判定:2-1/28-29、29-28、30-27)
×ケルヴィン・ガステラム(米国)




期待されていたガステラムがまさかの4キロオーバー。ここはウッドリーがしっかり勝ってほしかった試合だった。期待外れの凡戦に終わってしまった。終始ガステラムが前へ出て、ウッドリーが迎え撃つといった試合。一回ウッドリーのパンチがヒットし、ガステラムを後退させたがウッドリーは深追いはせず結局仕留めきれなかった。その後もお見合いのシーンが続き、有効打でウッドリーの手が上がる。勝ったとはいえウッドリーはこの試合内容ではタイトルマッチは厳しい。ガステラムは試合後ランキングが3ランクもダウンしてしまった。

覚醒イアキンタ、ローゾンをパンチラッシュで撃破

ライト級ワンマッチ 5分3R
○アル・イアキンタ(米国)
(2R 3分34秒/TKO)
×ジョー・ローゾン(米国)


イアキンタはロス・ピアソンに続きジョー・ローゾンもKOし、2戦連続で大物越えを達成。1Rは互角の攻防を経て、2Rイアキンタのオーバーハンドでローゾンをグラつかせ、そこからイアキンタの独壇場でパンチ連打でレフェリーがストップ。素晴らしいボクシングテクニックを披露したイアキンタ。試合後早速マスヴィダルとの試合が決まっている。ローゾンはそろそろライト級では限界か?フェザー級に落としてみてはどうだろうか。

レイチ、ボッシュに得意の肩固めで逆転勝利

ミドル級ワンマッチ 5分3R
○ターレス・レイチ(ブラジル)
(2R 3分45秒/肩固め)
×ティム・ボッシュ(米国)


大蛇がバーバリアンに絡み付き失神させた。1Rはボッシュのラウンドだった。打撃でレイチを追い込む姿は猛牛を彷彿とさせた。さらにレイチはボッシュからテイクダウンを奪えず苦戦。2Rからレイチらしさを出し、テイクダウンして肩固めへ。1回目は外されたが、2回目のトライでガッチリ極めてボッシュを失神させた。レイチの次なる相手はビスピン?ケネディ?

世界を喰う一撃 アウベス、メインをミドルからパウンドでKO

ウェルター級ワンマッチ 5分3R
○チアゴ・アウベス(ブラジル)
(2R 0分39秒/TKO)
×ジョーダン・メイン(カナダ)




ピットブルが完全復活に成功した。確かに1Rはメインの打撃に苦戦した。しかし2Rにメインの前転の後にミドルキックを脇腹に刺し込み悶絶させ、得意のパウンドラッシュでKOしてみせた。メインの打撃も素晴らしかった、アウベスをあわやKOしかけたシーンもあった。2Rからギアを上げたアウベスの猛襲は全盛期の姿を彷彿させた。さて期待の若手を喰い、世界ランクも手に入れたアウベス。再びウェルター級トップ戦線に殴り込みをかける。