IT'S TIME!!! -4ページ目

IT'S TIME!!!

主にUFCの事書いてます。

完全無欠のショータイム×南米ライト級の至宝




ペティスは最強挑戦者メレンデスをギロチンで破り、初防衛に成功。そして今回2回目の防衛戦へ挑む。相手はUFC参戦から7年目で漸くタイトルマッチへ辿り着いた苦労人アンジョス。この柔術家はMMAに適応する為オールラウンダーへと進化を遂げ、ベルトを巻く準備は万全だ。打撃×寝技となるのか。はたまた打撃×打撃か。

死角あって死角なし?


ペティスの穴はテイクダウン耐性だった。先のメレンデス戦でテイクダウンは奪われたが、ギロチンで切り替えし勝利を捥ぎ取った。死角あって死角なし。完全無欠のショータイムが完成した。今回の相手は強靭なグラップリングを持ち、ムエタイにも秀でたオールラウンダー、アンジョスだ。フィジカルで優るアンジョスが打撃でプレッシャーをかけてきて、ペティスは金網を背にサークルしながらパンチ、キックで応戦する様になりそうだ。ペティスは常にスタンドで打撃戦をしたいだろうが、組みをシャットアウトしなければならない。ローをキャッチされそのままテイクダウンというのは避けたい。さらにボトムからのアタックを全て防がれた場合どうするかも考えたい。実はペティスは5RまでいったのはWEC時代のベンヘン戦のみ。フィニッシュに重点を置く一方で、実はラウンド毎のポイントメイクは苦手。長時間ボトムのままラウンドを終えてポイントを取られる可能性もある。極めに拘らずに早めにエスケープしスタンドへ戻りたい。ペティスはスタンド限定で言えば瞬発力&スピードでアンジョスを上回る為早期決着を狙うだろう。1R目からミドルでスタミナを減らしていき、下へ意識を向けさしてのヘッドショットが理想。最激戦区ライト級で絶対王者になる為に負けられない。


寝技で崩せ王の座


今UFC正規王者でブラジル人はジョセ・アルド1人のみである。王国ブラジルの威信にかけて遂にアンジョスがタイトルマッチへ挑む。アンジョスは、UFC戦績17戦12勝5敗でライト級1位。近年で彼に土を付けたのはヌルマゴメドフのみ。元王者ベンヘンをKOし、ディアスを圧勝し試合ごとに進化を遂げている。その完成度は熟成されたワインの様な深みがある。ペティスが完全無欠とはいえ、MMAでのグラップリングではやはりアンジョスに分があると思う。しかし、ペティスもボトムから強力な三角締めや腕十字を放ってくる為、インサイドは避けたい。アンジョスはサイドからコツコツパウンドを散らしアームロックから腕十字の連携で極めるのが理想。もしくは勝ちに徹して漬けるのもあり。そして今回は5R制である為、4R以降はアンジョスにとって未知。だが、アンジョスはしっかりポイントメイクし勝つことに長けてる。逆に王者は明らかに早期決着型で、負けパターンとしたら武器を封じられて判定まで縺れ込んだとき。5R制はアンジョスにとって有利になるはずだ。もちろんペティスの武器を封じ込めた時を前提としての話だが。

王者ペティスが最高のショータイムを披露し防衛に成功するか、苦労人アンジョスが執念のタイトル奪取か、超注目ライト級タイトルマッチ。

新秒殺女王ラウジーの14秒アームバー葬


最強の挑戦者を14秒で葬った。突進してきたジンガーノの首投げで投げられるも、見事なトランジションでバックへいきアームバーを極めた。たった14秒の出来事。タイトルマッチ最短記録の誕生である。今後ラウジー相手に1R以上持つ相手は現れるのか。女子MMAに興味のない私でさえラウジーの試合は魅力的だ。

崖っぷち対決はエレンバーガーが、コスをニンジャチョークで泡吹かす




互いに3連敗の中、静かなる攻防。スタンドで主導権を握りKOを目指すエレンバーガーと、テイクダウン狙いでポイントアウトを目指すコスチェックという構図。まずあっさりとテイクダウンを奪ったコスチェックは削る。エレンバーガーは立ち上がりスタンドへ。スタンドではエレンバーガーの手数が上回る。そして2R金網際でのニンジャチョークが炸裂。のたうち回る
コスチェックは遂に泡を吹いてタップ。なんとか崖っぷちから踏み止まったエレンバーガーだが、かつての爆発力は未だに見られていない。コスは残念ながらリリースか、引退だろうか。


絶好調のファーガソンが、爆肉鋼体チバウをRNCで5連勝達成




あのチバウ相手にファーガソンの独壇場だった。スタンドでまず優位に立ったのがファーガソン。リーチとスピードのあるジャブでチバウの顔面を弾く。さらにチバウのローキックをキャッチしてテイクダウンを奪いパウンド。動きの悪いチバウのタックルをスプロール。亀になったチバウのバックを取り速攻RNCを極めた。ジョー・スティーブンソン戦以来6年8か月ぶりにチバウからタップを奪ったファーガソンはこれでUFC5連勝達成。これでライト級ランキング13位に入った。そして気になる今後の相手だが。マスヴィダル×イアキンタの勝者など、グリーン、ジュリーなど涎が出そうなマッチアップ候補がある。非常に楽しみだ。

帰ってきたジュカオンが、ムニョスを速攻RNC葬



6年半振りのUFCカムバック戦のジュカオンが、ランキング13位のムニョスを速攻で締め上げた。時間にして100秒である。フィリピンの破壊マシーンはなにも出来なかった。試合前は当然ジュカオンが不利だった。幾らローカルで5連勝して様が相手は無名ばかりじゃないかと。しかし無名だろうが勝つことにより自信はますます漲り、その強さは加速する。逆にムニョスはワイドマン戦以降明らかに下降気味である。ブッシュには勝ったが、マチダに斬り落とされ、ムサシにいい所なく敗れ去っている。対極の気持ちがそのまま試合に反映した様に思える。しかし斜陽気味のムニョスが相手だったのでまだUFCでのジュカオンの位置は定かではない。次はレイチあたりとやってもらいたい。

注目していた3試合のリポートです。今大会はアップセットが多く非常に面白かったです。

奇跡 4連敗中のミアビッグフットを粉砕


異常に筋肉が萎んでいるシウバ。PEDの影響か。ミアはそれほど変わり映えはないか。ジャブで距離と角度を調整するミア。シウバは前蹴りを見せるのみ。ミアのステップインジャブからの左フックでシウバ轟沈!パウンドと肘を入れて試合終了。正直シウバが勝つと思ったが、蓋を開けてみればミアの圧勝KO。メインでもアップセットが起こり、幾つもの奇跡が重なった神興行はこれで幕を閉じた。

予想外 ジョンソンが近距離高速ボクシングで至高の打撃戦を制す




パンチで圧力をかけるジョンソンに対して、蹴りで応戦するバルボーザという展開。常に距離を潰しパンチを振るってくるジョンソンに、バルボーザは蹴りで止める事が出来ない。ジョンソンのコンパクトかつスピーディーなパンチが的確にバルボーザにヒットしていく。バルボーザがタックルへいくも、ジョンソンはスプロールからワンツー&ショートフックなどで迎撃しバルボーザを攻略&完勝。予想以上の強さを見せたジョンソンは、次なる相手にベンヘンを指名した!これは面白い試合になる事間違いなしの好カードだ。6位のバルボーザに圧勝したので、ジョンソンのランキングはかなり浮上するだろう。

番狂わせ マルチンスが"冷徹なる虎”ハビロフを判定で下す




両者お見合いが多い中、ハビロフはロシアンフック気味にパンチを振るっていく。しかし中々捉えることが出来ない。逆にマルチンスはテイクダウンを奪い獰猛にハビロフを襲う。打撃も中々うまく、ビックショットを食らわない。ハビロフはいつもの様にテイクダウンを取れずペースが掴めない。結局ハビロフは終始空回りで、まさかのアップセットを許してしまった。ベンヘン戦のハビロフはどこへ?14位のハビロフを食いランキング入りは確実になったマルチンスの今後に注目したい。

絶好調のファーガソンと爆肉鋼体チバウ


ライト級で193cmのリーチを持つファーガソン。最近は4連勝中でランキング入りも見えてきた。対してマイケル・ジョンソンに敗れてから3連勝中のチバウ。
菊野、カスティーリョ、トゥルジーロを粉砕したファーガソンのパンチに対して、チバウはパワーとフィジカルとレスリングを大いに活かしたい。この勝者はランキング入りしそうな注目ライト級戦。

フィリピンの破壊マシーン×アナコンダチョークの考案者


ミドル級13位のムニョス。最近はリョート、ムサシに敗れて戦績が振るわない。対するは懐かしきジュカオン。かつてDEEP、UFCで長南と激闘を広げたアナコンダチョークの考案者だ。さてここは当然ムニョス有利だと思うが、ローカルで5連勝している為ジュカオンには勢いがある。ジュカオンがテイクダウン出来れば何かが起こる?

神の子復活へ 相手は新鋭サラザール


神の子が帰ってきた、おおよそ3年ぶりの実戦復帰になる。現在UFC3連敗中のKID。この試合で負けたらリリースだろう。相手はMMA9勝3敗の新鋭サラザール。UFCデビュー戦でギャグノンに敗れている。この若造に負けたらKIDは引退もやむを得ない。神の子の圧勝KOを期待したい。

崖っぷちの元トップコンテンダー対決


この両者をぶつける辺りUFCのマッチメーカーは鬼だろう。コスチェック、エレンバーガー共に現在3連敗中のリストラ危機にある。ここはせめてアンダードッグを当ててほしかったと思うのだが、かくも厳しいUFCだ。そんなに甘くない。どっちが勝つのか、そしてどっちが逆境から抜け出すのか。

過去を払拭せよ 更なる進化の為に


UFCで23戦15勝8敗という戦績のベテランコスチェック。かつてはGSPのタイトルに挑戦した事もあり、ウェルター級のアンソニー・ジョンソンに勝利している。しかし現在は、ジョニヘン、
ローラー、ウッドリー、といった王者クラスに3連敗という苦杯を舐めた。最近はスタンドでの打撃戦で遅れを取ると負けるパターンが続いている。打撃戦はやや危ういか。かつての様にテイクダウンから寝技で極めるプランにした方が良さそうだ。アンソニー・ジョンソン戦の様なコスを期待する。過去を払拭するためにもまず勝つことが重要だ。

ジャガーノートは死んだのか?


かつての勢いと自信は失われてしまった。エレンバーガーはランキング11位だが、こちらも3連敗中でどうにか
コスチェックを爆発KOして復活をアピールしたい所。負けた相手をリストアップすればロリマク、ローラー、ガステラムといった王者&王者候補といった錚々たる面子だ。これなら仕方がないかもしれない。コスチェックをKOする為には、インファイトでの高速フックが必須になる。意外と顎が脆いコスの顎目掛けて全てをぶつければ、一瞬で崩れ落ちるだろう。連敗中だからといって堅実な戦法は禁物だ。それは逆にエレンバーガーの良さを消してしまう事になる。躊躇する事はない。なにせエレンバーガーに失うものはもう何もないのだから。

負けた方は4連敗でリリースの可能性が大いにあり得る。
どちらも試合は面白いし、人気もあるのでリリースは免れてほしい。負けた方はライト級へ転向か?それともベラトール行きか。