風呂敷と営業とSEとPG
ネットで見かけてハッとした言葉。
風呂敷を広げるのが営業の仕事
その風呂敷を小さくたたむのがSEの仕事
たたんだ風呂敷をなんとかタンスにしまうのがPGの仕事
顧客向けに使いやすいようにたたみ、
営業向けに見栄えのいいようにたたみ、
PG向けにしまいやすいようにたたむのがすーぱーSEの仕事
理想論だけど、自分が目指すのはこんな感じかな。
あとは、PGを導いて自分で上手なしまい方に気付いてもらえるようにしたり、
みんなが成長しながら楽しくタンスに向かえるような環境を作るのもかな。
努力でセンスをカバーする資料作成法
来月受験予定のためPMPの勉強をすすめてますが、
その中で出てくる「段階的詳細化」という言葉。
要するに、最初から細部まで計画を見通すのは難しいので、
高いレベルの俯瞰から始めて、だんだんと詳細に落として
行きましょうということです。
WBSなんかがそのいい例で、全体から部分へと順番に
成果物を分解していくことで、最終的に必要な作業を
漏れなく洗い出すことができます。
段階的詳細化についていろいろ考えていたら、
自分が普段やっている資料作成なんかも
ある意味段階的詳細化を効果的に使ってるなぁと再認識。
というわけで、itpro的お客さんに褒められる資料作成法。
何か資料を作らなくちゃいけなくなったとき、
いきなりPCに向かって作業を始める人をよく見かけますが
自分の場合はやはり紙とペンです。
1.資料の主題(テーマ)を決める
2.資料に書きたいことをなんとなく思い浮かべる
3.資料に入れたい図表をなんとなく思い浮かべる
4.おもむろに紙にレイアウト案を書く
(A4用紙に適当に線を引いてどこに何を配置するかを考える)
5.試行錯誤して最適な見栄えのいいパターンを探す
6.図や文章をざっとそこに埋め込んでみる
7.納得行くまで4~6を繰り返す
この段階で大事なのは適切なレイアウト案を導き出すこと。
頭の中の引き出しに「イケてるレイアウトのストック」があるかどうかが、
ここでの決め手になります。
自分はそのために、暇なときは本屋をぷらぷらして
興味のない本や雑誌でも手に取って眺めるようにしています。
さて、ここでようやくPCの登場
8.項番7で出来上がった手書きの資料をPCに落とし込む
9.印刷して確認
10.気になる部分に赤を入れる
11.赤を入れた部分をなおす
12.納得行くまで9~11を繰り返す(紙の無駄ではありますが)
ここで大事なのは画面で確認せずに印刷して紙に出すこと。
そしてそこに赤を入れて紙の上で徹底的にチェックするということ。
私は、お客さんに出すための資料や会議資料・プレゼン資料などは
毎回このようにつくってます。
自分の頭の中でモザイクがかかっていた画像を
徐々にクリアにしていく感じとでもいいましょうか。
少しずつ試行錯誤しながら作りこんでいくことで
きれいな資料に段階的に仕上げていくことができます。
この業界、あまりそういうところに凝る人が少ないせいか、
お客さんにこの手順で作った資料を持っていくと
結構いい印象を持ってもらえます。
ほかの人と差別化を図りたい人はこういうアプローチで
自分をアピールしていくのもいいかもしれませんね。
~余談~
私の作った資料を見て「俺はセンスがないからそんなの作れないよ」
という人もいますが、そう言われると「違うよ!」と反論したくなります。
表向きには第1版の資料ですけど、自分の中では第10版くらいまで
バージョンアップを繰り返した結果の資料ですからね。
そこまで改版すれば、さすがに見栄えもよくなるでしょうよ(^-^;)
itproランキング
何気なくサーチエンジンでいろいろ調べていたら、
Yahoo!でitproで検索すると第4位
→http://search.yahoo.co.jp/search?p=itpro
Googleでitproを検索すると第6位
→http://www.google.co.jp/search?source=ig&hl=ja&q=itpro&lr
にうちのブログがランクされていることに気がつきました。。。
Yahoo!の方は1~3位が本家Itproなので、その次ですね。
それなりにたくさんの方に見ていただいているようなので、
ここで初心に帰ってもう少し中身のある内容を書きたいなぁ。
#本家に行こうとしてうちに来られた方どうもこんにちは。
#よかったらまたお越しください<(_ _ )>
UMTP L3 / UMTP L4
ネットサーフィンしていたらUMTP(http://www.umtp-japan.org/ )のサイトが
リニューアルされていることに気がつきましたが、UMTP-L3とL4の試験は
いつになったら始まるんでしょうね。
ご存知のない方に説明すると、UMTPとはUMLのモデリング能力を問う試験で、
最近は資格保持者を周りでよく見かけるようになってきました。
以前、問題を作成している某社のコンサルタントさんと話をする機会がありましたが、
L3以降になってくると、各分野ごとで教科を分けて実施したほうがいいんじゃないかとか
CBTをやめて筆記や実技にしようかとか、いろいろな意見が出てきているので
どういう試験形態にするかで悩んでいるようでありました。
たしかに、モデリング能力の本質をはかるような試験をやろうとすると、
多岐選択式のような形態では問えない内容になってくると思うので、
筆記や実技試験とかもありなのかもしれませんね。
で、HPを見ていたら受験者数が延べ10000人を超えたそうで。
自分が取得した頃は、L1もL2まだ200人程度しか合格者がいなかった気がするので
それから比べたらだいぶ認知度も上がってきたようですね。
OCUPのように細かい文法を問う試験よりは、
UMTPのほうが勉強していても楽しいので個人的にはオススメです。
自分が以前受験した後に書いたエントリはこちら(↓)
UMTP L2は参考書のない時代に受けたので一度不覚をとりました。。。
※下記は一部情報が古いです。現在はL1-T1は受験しなくても良くなっています。
UMTP L1
http://itpro.ameblo.jp/entry-39af353d9f8d491245d6b74ed86f9c10.html
UMTP L2
http://itpro.ameblo.jp/entry-10002516195.html
UMTP L2合格
http://itpro.ameblo.jp/entry-10002914531.html
電話しながら食事をする人
昨日の夜、吉野家で夕飯を食べていたところ、
二十歳くらいの女性が電話をしながら店に入ってきました。
女性一人の吉野家も珍しい気がしたので、
食事をしながらしばらく様子を見ていました。
電話を耳にあてたまま、店員にカレーを注文し、
食事が来ても電話を放さずスプーン片手におしゃべりしています。
最近、効率のいい時間の使い方について考えることが多いので、
「周りには迷惑とはいえ、効率のいい時間の使い方(*1)をしてるなぁ」
などとバカなことを考えながら、こちらも食事をしていました。
*1 自分の中での究極的な効率のいい時間の使い方は、
複数のタスクを無駄なく同時にこなすことだと思っているので
食事、通勤、入浴などの時間に同時にやれることを日々模索しています。
しばらくして、電話を耳にあてたまま
「すいませーん!!」
と店員を呼ぶその女性。
お会計かと思ったら
「福神漬のおかわりもらえますか~?」
だって。
↑あらゆる意味ですごいねこの人。
電話口で「福神漬!」と言われた電話の向こうの人もびっくりだろうし、
店員もその堂々とした態度に、注意することもなくただ従うばかりでした。
結局、お金を払って店を出て行くまで
女性は耳から電話を離すことは一度もありませんでした。
こういう人は将来大物になるか、社会人としてなってないと叱られて、
ダメ社員の烙印を押されるか、紙一重のところかもしれませんね。
さすがに食事中に電話をしたり、人の多いところで電話で
大声で話すなどをマネする気はありません。
とはいえ彼女からいくつか学べる点もあったと思うので、
自分なりに少し考えてみようかと思います。