7月8月の2ヶ月間と11月から翌年5月31日まで猿払村内でのイトウ釣り自粛を猿払村、猿払イトウの会でお願いしています。
9月1日から10月31日までイトウ釣り自粛解除となります
ブログ投稿にありますように来年以降釣り自粛期間の変更の可能性があります
春の産卵床数の状況により自粛の継続・緩和措置実施を予定しています
(今年の夏の高気温、渇水の影響で来春の産卵をスキップし
再び産卵床が減少する可能性もあります)
雨が続いた9月も間もなく終わり、やっと河川の水位も落ち着いてきました
週末は比較的安定した天気に気温も高め…
穏やかな秋の日和となっています
穏やかな秋晴れの天候、草地にはツルがいました
牧草の刈り取り作業も間もなく終わり
作業の邪魔にならないように注意してください
猿払や狩別本流の濁りはまだとれず、水位も高止まりです
通行止め解除となった道道は豪雨の爪痕…
小支流のカルバート閉塞により越流が起こったようです…
JR線路の崩落もそうですが…道路脇に排水路を作り排水を
纏めて流そうとすると
一気に一つの支流に流れが集まりカルバートが処理できない
水量になります
その水量や支流の増水時の水量、流量、谷幅を計算した
カルバート径になっていない?
カルバートのメンテナンス(閉塞物の撤去、点検)を実施していない…
等がさらに状態を悪化させていると思います。
元々の支流ごとに排水処理をすると分散させられると思うのですが…
元々の集水域や勾配を無視した強引な排水路の設置や集約では
また同じことの繰り返しかと思います。
林道はさらに悲惨な状態となっています
気候変動で降雨の様式の変化もあると思います…
林道崩落も拡大、
この河岸幅に2m以下のカルバート径は小さすぎます…
石炭別川では強大なカルバートが流されていました
水の力は凄まじいですね…
これで今年2か所のメンテナンス箇所が減りました(笑
小沢のカルバートも塞がり林道に越流しています
礫の供給や稚魚の避難場所、冷水の供給と小支流の役割は
これからの気候変動に伴い大きくなっていくと思いますので
これらのメンテナンスや環境保全が重要です
管理者は定期的にチェックしてメンテナンスしないと林道崩落という
予算が大きくなる事態になると思うのですが…
今年の猿払のイトウの孵化率は最低レベルで現在ほとんどその姿を
見ることはありません…そこに渇水と高水温、2回の豪雨…
稚魚の多かった隣町のイトウ産卵河川でも
降雨の影響で稚魚はかなり少なめです
100mほどのタモ網調査でやっと2匹、アメマスやヤマメの
姿も少なく直線化された環境の要因もあり豪雨・増水が
大きく影響しているようです…
今後上流部の自然河川の区間も調査してみたいと思います。
今週も安定した天候と気温も高めに推移しそうです
気温が上がると風が強くなります…また、にわか雨や雷にも
注意が必要です。