昨日、東京都議会議員選挙の投開票が行われました。
320kmを自転車で走り、朝6時過ぎから夜11時前まで全力の活動をしましたが、当選は果たせませんでした。
選挙期間だけでなく、小平での街頭演説は2月から始め、選挙前からの自転車での走行距離は1000kmを超えました。
一方、選挙では当たり前である企業廻りや団体廻りは一切行いませんでした。
8425名の方の支持を戴くことが出来ましたが、既成政党の壁は厚く惨敗を喫しました。
私以外の自民党、民主党、共産党の候補者の獲得票はほぼ読み通りでした。
特定の支持基盤の無い日本維新の会の候補者であった私にとっては投票率が45%を切ればかなり厳しい状況と考えていましたが、小平市では37.27%という低投票率となってしまいました。
今年4月に行われた小平市長選挙の投票率も37.28%。
6割以上の方が棄権する現状では、本当の多数派は選挙に行かない人であり、もはや選挙に行かないことが「普通」だということになります。
しかし、その普通の人たちの感覚や意見は政治には活かされないことになります。
今回、自民党が自民、公明、共産が大勝利した訳ですが、小平市の候補者の獲得票を見れば、自民党候補も共産党候補も決して前回に比べ増加した訳ではありません。
公明党や共産党の掲げた政策が多くの共感を得たとはとても考えられません。
今まで自民党に投票した人たちが引き続き自民党に、公明党だった人は公明党に、共産党だった人は共産党に・・・前回、民主党に投票した人の何割かが棄権したということです。
投票率の低下が組織のある既成政党の有利に働いたと考えるべきでしょう。
終盤は、「とにかく選挙に行ってください」と呼びかけました。
選挙に行かなかった人たちが、今の政治に満足しているとはとても思えません。
街頭で対話した人たちは何かしら政治に不満や不安を抱えておられました。
それでも投票率が下がったのは、我々が有権者に信頼や希望を与えられなかったことにあると思います。
この現実を真摯に受け止め、信頼と希望を与えるにはどうすれば良いかを必死で考えていきます。
先ずは今朝から駅頭に立ち、ご支援へのお礼のご挨拶を行いました。
高齢者の投票率が高いことを考えれば、朝の出勤時間に駅をご利用される方々の多くは選挙に行っておられないと考えられます。
それでも伝える努力は止める訳にはいきません。
地方から日本を改新し、世界を救う。
その志は消えません。
明治維新も15年かかりました。
その15年の間も、一氣に維新へと流れが進んだ訳ではなく、佐幕派が押し返した時期もありました。
本物の改革への道は順風満帆ではありません。
いばらの道であろうと信じた道を進みます。
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