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次回配信予定:11月28日【創刊準備第3号】
今年も下関市長府の忌宮神社にて催行された三島由紀夫・森田必勝両烈士憂國祭に参列しました。
檄文奉読では、三島の「檄文」の全文が読まれました。
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41年前、日本国民に全員に突き付けられたものであり、そして今もなお、我々に突き付けられ続けているものです。
神事の後には、日本青年協議会 別府正智事務局長の講演。
![$世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央](https://stat.ameba.jp/user_images/20111126/22/itouhisashi/3b/9f/j/t02200165_0800060011635905997.jpg?caw=800)
三島の言葉の数々が紹介されました。
勉強不足で存じ上げなかったのですが、三島は40年以上前にシナが海軍力を増強し、太平洋進出を目論んでいる脅威について指摘し、尖閣諸島を侵犯してきた際には日本が何も対応できないだろうと予見していたそうです。
米国とシナの覇権争いが起こることは必然的だとも。
その熱く、激しい愛国心だけでなく、冷静沈着な分析力と大局観の持ち主であったことが分かります。
三島は『反革命宣言』の中で、
『われわれの反革命は、水際に敵を邀撃することであり、その水際は、日本の国土の水際ではなく、われわれ一人一人の日本人の魂の防波堤に在る。』
と述べました。
我々の魂が揺らいでいるようでは、日本を守ることは出来ません。
そして、
『われわれは日本の美を体現する者である』
とも。
今さえ良ければ、自分さえ良ければという刹那的な気分が蔓延する中で、日本人一人ひとりが長い文化と歴史と伝統を背負い、未来をつくる人間であるという自覚を持つことを訴えかけています。
我々の生きる世の中は、少なくとも日本は、デジタルではなく、アナログなのです。
今日は昨日とつながっていて、2000年前ともつながっている。
そして、明日にも、100年後にもつながっているのです。
こう考えれば、たとえ投票率100%の国民投票であっても、多数決は所詮、部分に過ぎないということが分かります。
そこには、我々は、先人の思いや、未来への責任も胸に刻み、様々な決断を積み重ねていかなければなりません。
憂國忌・憂國祭は、ただ三島を偲ぶ機会ではなく、我々の生き様を問い直す機会であると改めて感じさせられました。
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