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次回配信予定:11月28日【創刊準備第3号】
今日は、憂国忌。
三島由紀夫が戦後続いてきた日本に巣食う欺瞞へ憤り、割腹自殺した日です。
あれから41年。
日本は相変わらず、我が国の歴史と伝統を無視した憲法を放置し続け、国柄は壊され続けているように思えます。
今朝の街頭演説では、壊してはいけない日本国の在り様を定める自主憲法制定の必要性について訴えました。
しかし、歴史と伝統をぶち壊そうとしているとしか思えない「政府が、女性宮家の創設を検討」というのニュースが飛び込んできました。
先程、流れたニュースでは、
「宮内庁が首相に女性宮家の創設の検討を要請したり、選択肢として示したりしたことはない」
と否定したとのことですが、
「今の制度の下では女性皇族の方は婚姻で皇室を離れる制度になっており、女性皇族の方々がご結婚年齢に近い年齢になっている。皇室のご活動という意味で、緊急性の高い課題がある」
と羽毛田長官が野田総理に伝えたことは事実のようで、この言葉をそのまま受け取れば「女性宮家創設」を提案しているとしか思えません。
「女性宮家創設」とは、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つことができるようにしようというもの。
言うまでもありませんが、「女性宮家の創設」は「女系天皇」を認めることと同じです。
2000年以上続いてきた皇室の歴史と伝統をぶち壊そうとするものです。
皇室の歴史は、日本の歴史です。
日本をぶち壊すのと同じであり、断固として認めることは出来ません。
私は女系天皇議論でよく反対派が主張するX染色体だの、Y染色体だのという話をする氣はありません。
世の中には科学的な議論を必要としない問題があるのだと思っています。
これで、多くの方を納得させるのは難しいことは承知です。
しかし、会津藩の「什の誓ひ」にあるように、「ならぬ事はならぬものです」というものがあると思っているのです。
皇位継承資格者の確保が喫緊の課題であることは現実です。
私としては、「女性宮家創設」などの前に、占領軍の処罰的占領方針によって皇籍離脱を余儀なくされた旧宮家の皇籍復帰を検討すべきだと思っています。
とはいえ、「いずれ皇位を継承することもある」との覚悟をもって育ってこられていない方がいきなり皇位継承権を持たれるというのも問題がある氣がします。
そこで、皇位継承権は皇籍復帰された後にお生まれになる方々に限って持てることにしてはどうでしょうか。
同時に“男系”女子の皇位継承を認めることも必要ではないかとも思っています。
奇しくも一昨日の記事で皇室典範改正の必要性について書いたばかりです。
皇室典範改正というと、どうも女性天皇容認の是非ばかりが注目されますが、女系天皇は論外として、文化と歴史と伝統を守るための皇室典範改正の必要性を改めて訴えます!
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