陛下ご不在の新嘗祭に考える | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

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本日は「勤労感謝の日」。

法律によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ということですので、ハッピーマンデーにより、年毎に日を移動しても良さそうなものですが、そうはなりません。

なぜなら、この「勤労感謝の日」は五穀豊穣と安寧を祈る新嘗祭に由来することから、いくらGHQの占領政策の中で、祝日が宮中祭祀と切り離されようと、日本人にとって大切なこの日を動かすことはしないのです。

「勤労感謝の日」の趣旨はご存知でも、その由来が新嘗祭であること、そして、その祭祀の意味について知っておられない方は多いようです。


「祝祭日」と一般的に言いますが、現行法上では「祭日」は存在せず、「祝日」しか規定されていません。

しかし、古来より日本人の文化であり、暮らしの中に根付いてきた「祭」を重視し、本来の意味に基づく「祭日」を復活させることを望みます。




さて、新嘗祭では、天皇陛下が神と同じ物を食され、正に神と一体となられるのですが、その様子は誰も見ることが出来ません。

宮中祭祀の中でも大切なものとされていますが、今年の新嘗祭は陛下ご不在で行われたそうです。

MSN産経ニュースに詳しく書かれていましたので、ご覧ください。








この度の陛下ご不在の新嘗祭にあたり、「生前譲位」を真剣に議論すべきと感じました。

皇室典範では、その第4条において

『天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。』

と定めています。


皇位継承は天皇が崩御された時のみに行われるということになっています。


しかし、この度の新嘗祭を含め、年間約20件の祭儀が行われています。

加えて、数々のご公務も執り行われます。

天皇がご高齢になれば、体力的にも大変なご負担になるでしょう。

この度の新嘗祭ご欠席に一番を心を傷められているのは、宮中祭祀を大切にされてきた陛下ご自身と拝察します。


歴史的に見れば、生前譲位は珍しいことではなかったのですから、皇室典範を改正し、生前譲位が可能となるようにすべきではないでしょうか。


【まとめ】本日の勤労感謝の日、考えたことは2点。

 ◆文化的行事に本暦(旧暦)を用い、「祭日」を復活する。

 ◆生前譲位を含め、皇室典範改正を真剣に議論する。(女系天皇は論外)





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