菅総理は「反○○の人」 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

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代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

 
昨日は、自民党の県連大会に出席したり、勉強会に参加したり。
 
県連大会は、相変わらずつまらん。
 
こんなものを(おそらく)大金をかけて毎年開催することの意味が・・・いや、意味はそれなりにあるのでしょうが、効果が非常に薄い。
 
党勢拡大につながるとは思えません。
 
 
そんなことをしている間に、メディアは民主党一色です。
 
鳩山前総理が辞意を表明してからは、ポスト鳩山一色。
 
菅総理が誕生しても、組閣や党人事の話題ばかりです。
 
これをただ指をくわえて見ている自民党。
 
悪い言い方かもしれませんが、手練手管にかけては自民党の方が一日の長があると思っていましたが、そのあたりのテクニックも失ってしまったのでしょうか。
 
それとも、腰が砕けてそんな気概もなくなってしまったのか・・・。
 
そんな、だらしない自民党を尻目に民主党の支持率はV字回復です。
 
 
さて、新総理ですが、県連大会で高村正彦代議士が、「菅直人という人は、学生時代は反体制の学生運動に身を投じ、その後は反自民の市民活動、今度は反小沢・・・これまで“反○○”が行動原理だった人。自らがトップになったら、今度はどうするのだろうか」というようなことを仰ってました。
 
学生時代の運動に関しては、全共闘だったとか、民族派だったとか諸説あるので、良く分かりませんが、確かに、鳩山前総理ですら、夢物語のようであったり、一貫していなかったりしても、それぞれの分野で国家ビジョンというものを持っておられました。
 
辞任会見では『私は20年先を見ているので、宇宙人と言われるのだろう』と仰ってましたが、今の一歩が20年後のゴールと全く別の方向に向いているところが大問題なのですが、最後までご本人にはお分かりにならなかったようですね。
 
菅総理の場合、国家ビジョンというものが、全く見えません。
 
前衆院選で掲げたマニフェストがあるのですから、その方向に進むのでしょうが、政治家個人としてのビジョンが無い点は総理としてと言うより、政治家としても問題です。
 
前総理が、自民党の逆をやれば良いと思い込んで、何も出来なかったことを見ているので、もうその手は通じません。
 
本当に新しいものを作り出さなければならないのですが、“反○○”がアイデンティティの人に、破壊は出来ても、創造が出来るのか疑問です。
 
世の中には、創造の前に破壊が必要だと言う人が多くいますが、私は必ずしもそうは思っていません。
 
「良いものを創る」ではなく、「新しいものを創る」ことに躍起になると、過去や既成概念の全否定から入ることになってしまいます。
 
過去や既成概念を検証することは大切ですが、全てを否定すると碌なことになりません。
 
外国人参政権や夫婦別姓など、我が国の歴史や伝統、文化を否定する政策を次々と実行しようと目論む民主党の代表としてはふさわしいかもしれませんが、日本国の代表としてふさわしいでしょうか。
 
 
外交も心配です。
 
菅氏のこれまでの異常な南北朝鮮、中国への媚び諂いぶりは周知の事実です。
 
総理としてどのような外交姿勢で臨むのか注視が必要です。
 
 
こう考えると、今後の総理の“反○○”のターゲットが見えてきますね。
 
そうです、“反日”です。
 
 
鳩山前総理が、決して国民の為になるとは思えないマニフェストを次々と曲げてきた
ことは、約束違反ではありますが、国民にとっては“良い意味でのブレ”と言えます。
 
しかし、菅総理のこれまでの政治姿勢からして“良い意味でのブレ”はあまり期待できないような気がしています。
 
 
反日政治家が総理大臣の椅子に座るなどとは悪夢のような話ですが、まぎれもない現実。
 
我が国が破壊し尽される前に、日本の歴史、伝統、文化を守り、育てていこうとする真の保守政治家の台頭を願ってやみません。
 
 
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