北朝鮮核問題に新提案 | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

6カ国協議、北朝鮮の一人勝ちです。

「日本は孤立してしまった」、「アメリカに裏切られた」といった声が聞こえますが、北朝鮮の核問題については、元々日本は孤立してたんじゃないでしょうか。

というのも、結局北朝鮮の核問題の当事者は日本だけなんですよ。ロシアだって、中国だって、韓国だって核を撃ち込まれることはないですよね。アメリカには届かないし。真の意味で北朝鮮の核の脅威にさらされているのは日本だけなんです。

前に「日本は核兵器を遠隔操作で無力化する技術を開発すべきだ」というようなことを書きましたが、結構知人に笑われました。現実的じゃないだろうと。

なので、新しい案を提出します。(どこに?)

「日本は、いますぐ核開発に着手し、使用可能な核兵器を保有した直後、それらを放棄する。」

これはどうですか?

日本が核開発、核保有を行うことは防衛上のメリットは別として(これも微妙だが)、外交上とてつもなく大きなデメリットがあるはずです。日本がこれまで築き上げてきた(ある種の)信用を失うことでしょう。

しかし、「開発成功→即放棄」となると、これはあらゆる意味で世界を驚かせることが出来ます。未だかつてこんなことをやった国はないですよね。核兵器による被害を受けた唯一の国であり、高い技術力と、一定の信用がある我が国だから出来ることではないでしょうか。

開発は総力を挙げて最短の期間で行わなければなりません。その期間が想定上での、「万一核攻撃された時に報復するまでの【最長】の期間」となる訳です。

例えば実際にやらないにしても、計画を公表する、もしくは公には認めないがなんらかの手段でリークする、または計画を真剣に検討するだけでも安全保障になるのではないか。

さぁ、この案はいかがですか。

それにしてもキム次官って、笑福亭鶴瓶に似てるなぁ・・・。