先日書いた通り、現在平成24年年度使用教科書の採択が行われています。
見本本に目を通しましたが、教育基本法、学校教育法、学習指導要領の趣旨にそぐわないと考えれる教科書が、何冊もあります。
学べば学ぶほど、歪んだ歴史観を身につけ、偏った思想を持ってしまうのではないかと危惧されるような教科書で、日本、ふるさとの将来を担う子供達が学ぶことは我慢できません。
今日は、防府市議会議長、教育長に要望書を提出して参りました。
提出には、私以外に小中学生の子を持つ保護者も同席してくれました。
要望の主旨は、教育基本法、学校教育法、教育指導要領に掲げられた目標等を達成されるような教科書を採択していただきたいということ。
つまり、改正の柱とも言える『伝統と文化を尊重し、それらを育んできたわが国と郷土を愛する』心を涵養していくにふさわしい教科書を防府市の子供達に与えて欲しいというものです。
更に、“防府市の子供達”に与える教科書として、以下の点を強調しました。
先ず、郷土(山口県)の偉人をしっかりと採り上げた教科書を採択していただきたいということ。
吉田松陰先生のお名前は、どの教科書にも出てきますが、松下村塾、高杉晋作、乃木希典などについて防府市の子供達が学べるような教科書を与えて欲しい。
また、公民教科書では自衛隊に関する記述で否定的な印象を与える教科書があります。
この度の震災での自衛隊の活躍は、多くの被災者から感謝され、また、被災地の子供達の憧憬の的となったことはご承知の通りですが、防府市には航空自衛隊基地もあり、隊員と市民とが共に暮らすまちでもあります。
その記述内容には注意を払っていただきたい。
公民教科書では外国人参政権について、外国人差別の項目として扱っているものがあります。
議論のある問題ですから、両論を併記し、子供達に考える機会を与えることは良いと思いますが、一方的な主張のみの掲載は教科書としてふさわしくありません。
そして、採り上げるのであれば、「外国人差別」の項目ではなく、むしろ「国民主権」の項目で扱うべき問題と考えます。
また、特に防府市議会では平成21年12月議会において、私が提出した『外国人への地方参政権附与に反対する決議』が圧倒的賛成多数で可決されていることも忘れてはなりません。
以上のような内容を教育長、行重議長に対し、口頭でも説明申し上げました。
来月には来年度から使用される教科書が決定されます。
先日、書いた通り、防府図書館では見本本を手にとって見ることが出来、意見の提出も出来ます。
「出来るだけ多くの方に見ていただくように」と、伊藤が市議在職中、図書館での見本本展示を求め、実現したものです。
子供達のために、日本とふるさとの将来のために、是非、ご意見をお寄せください。
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