これは街宣右翼だ | 夏炉冬扇の長袖者の尉のブログ 

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 つばさの党に関しては、なにか突然現れた正当なので、ネトウヨなのか、街宣右翼なのか、参政党と変わらないのか、いろんな説がありましたが、この警察の発表で正体が分かった感じがします。

 

 【4月の衆院東京15区補選で他陣営の街頭演説を妨害したとして、政治団体「つばさの党」の幹部3人が公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で逮捕された事件で、団体の支援者らが、妨害行為を映した動画の配信や車の運転を担っていたことが捜査関係者への取材でわかった。支援者ら10人前後が幹部と集団生活しており、警視庁は活動の実態を調べる。 捜査関係者によると、捜索などを通じ、東京都練馬区の根本容疑者が住む一軒家で、支援者ら男女10人前後が寝泊まりや食事を共にしていたことを把握。3人はこの住宅を拠点に支援者らと演説妨害を計画し、妨害行為の動画を配信していた。同課は、支援者らも動画配信や運転手役として選挙妨害を手伝っていた可能性があるとみて捜査を進める。】

 

 根本容疑者が住む一軒家で、支援者ら男女10人前後が寝泊まりや食事を共にしていた、私が注目したのは此処です。こういう場合に食費や光熱費は親分が出します、支援者と書かれている子分たちは身ひとつを持って行けば、生活には困らないので仕事をせずに、演説妨害のサポートと、動画配信などをやっていれば良いことになります。

 

 街宣右翼では、若い者は事務所に住み込んでいて食費等は団体に面倒を見てもらって、大音響で軍歌を鳴らして街を走る街宣車の運転だけを専業的にやっています。上の方になれば、団体から給料をもらって自分の家で暮らしていますが、右翼を専業でやっている事実は変わりません。

 

 ヤクザも同じで、若い者は、組の事務所に住み込んで、電話番をしたり親分のボディーガードしたりして暮らしいます、賃金労働をしなくても生活が成り立つのです。それが出来るのは、街宣右翼もヤクザも独自の資金源を持っているからです。

 

 それに対してネトウヨは資金源を持っていないので、組織が飯を食わしてくれることもなく、組織から給料が出ることも無いので、バイトで食いつなぐか、子ども部屋オジサンを続けているかになっていて、在特会のような会員20000人の巨大組織でも、専従で食えているのは親分の桜井誠氏ひとりでした。本部に支援者が住み込んで、活動だけをやっているといったことはネトウヨの組織には無理なのです。

 

 つばさの党が、街宣右翼のような団体か、ネトウヨ集団のような団体か分かりませんでしたが、警察が、支援者ら男女10人前後が寝泊まりや食事を共にしていた、ということを明らかにしていて、街宣右翼的な組織や資金源を持っていると考えた方が良いことが分かりました。