2020年7月、車がぶっ壊れ。
新車で納車してからわずか10ヶ月のこと。
夜、甲州街道と環七の交差点で、
赤信号で止まっていた時に突然の故障。
信号が青になっても全く動かず、ハザードランプすら付かず、
クラクションを鳴らされまくり、大渋滞&大パニック。
車から降りて、1人で後ろの車を交通整理。
さらに最悪なことに、
その日に限ってスマホを持ち忘れ、どこにも連絡できず、
何台かの車に「電話を貸してほしい」と訴えるも、
スルーされ、
どうしようもなく、車を道路に放置したまま、
公衆電話を探すことにした。
ただ放置するだけでは故障とわかりにくいので、
ボンネットとトランクを全開にしたりして。
全力疾走で街を駆け回り、
偶然にも数分くらいのところに公衆電話を見つけ、
警察に緊急電話。
それから5分くらいで警察が来てくれて、
携帯を借りて、レッカー車を呼んだ。
レッカー車が来るまで30分、
警察官といろいろ話をしていたら、
10箇所くらい蚊に刺された。
そして、
販売店に連絡して、保証期間ということで、
無償で修理してもらうことになり。
からの!!
修理完了まで8ヶ月もかかった。
という、この8ヶ月の話は、
話だすと本1冊書けるくらいのストーリーがあるので、
今日はやめとく。笑。
要は、
車使えないことでの損害がとんでもない感じになってしまったので、
裁判になってしまったという話です。
お互いに1歩も主張を譲らず、
新車で8ヶ月の修理というのは前例がなく、
かれこれ2年半かかりましたが、
結果、僕側の主張がほぼほぼ正しいと判断され、幕を閉じました。
最初、こんなトラブルは想定もしていなく、
本当に困り果てて、何件もの弁護士事務所宛に法律相談の電話したり。
その中でめちゃめちゃ最高の弁護士の先生と出会えて、
年齢も同じくらいで話のノリも良くて、僕の職業を理解してくれて、
すごく頼もしく、いろんな不安を取り除いてもらえました。
法律の世界の、神の領域を見させてもらった気分です。
前例がないトラブルということで、
僕としては、前例を作りたいという思いでの裁判でした。
同じような悲しい思いをする人が今後少しでも救われたらいいなと、
こういう場合は、どこにどれくらいの責任があるのかを、
判例で作っていただきたかったんです。
実はその裁判の1回目の尋問が、
去年のZepp Yokohamaライブの直後でした。
ライブ終わってからほとんど一睡もせずに、
裁判所行っていろいろ語って、まあ、大変でした笑。
今、やっと全てが終わって、
弁護士の先生とも笑顔で握手して、
膨大な量のいろんな書類や判決書面を受け取り、
やっと、前に進める感じで清々しいです。
裁判中は、自分の車に乗るたびに、毎回吐き気がしていました。
「ああ、この車の裁判まだ終わらないのか…」と。
人と争うのは寿命縮まりますね。
最終的に、ものすごく労力もお金も時間も使いましたが、
全てはこれでよかったと思っています。
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